マスク:恐怖のシナリオ

 前記事の続き。「スパコン富岳によるマスク解析」の記事は、やはり8月の発表の焼き直しだったようです。

 メディアが、こうして「マスクの有効性はスパコンの保証つき」とくり返すのは、ワクチン開発までの「つなぎ」作戦。コロナワクチンを人々が喜んで受け入れるように、その生産・物流・接種体制が整うまで国民をコロナ恐怖にしばりつけておくのが目的です。そうしておかないと、人々はこの実験レベルのワクチンを恐れ、拒否する動きが強まるのは確実だからです。

 そのため、マスク・プロパガンダに足並みを合わせて、コロナ2波、3波という、根拠のない主張が打ち出されました。そして今また、コロナ感染が過去最高になった~、大変だ~とのニュースが毎日流れているわけ。

【国内感染】19日は2388人感染確認 1日として過去最多

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201119/k10012720971000.html

19日は、これまでに全国で2388人の感染が発表されています。1日の発表としては18日の2201人より100人以上多くなり、過去最多となりました。また、北海道で7人、大阪府で3人、埼玉県で2人、千葉県で1人、愛知県で1人、沖縄県で1人、熊本県で1人、神奈川県で1人、福岡県で1人、群馬県で1人、茨城県で1人の合わせて20人の死亡の発表がありました。国内で感染が確認された人は、空港の検疫などを含め12万5932人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて12万6644人となっています。(後略)

 全国各地(主に都市部)でいきなり感染が「過去最多」となったのも、北海道などで休業要請を含む「対応策」を打ち出したのも、みな「恐怖のシナリオ」なのです。

 でもそのシナリオは、↓のような「事実」を踏まえていません。

★ 感染数は決して発病者の数ではない。

★ 無症状者を感染者(病人)にカウントするのは不合理。WHOは6月、無症状者から感染が広がることはほとんどないと明言していた(その後、これも政治的圧力で撤回)。

★「コロナ新型肺炎」の死亡率はきわめて低いのは厚労省自ら、「 COVID-19 によって起こる症状のほとんどは軽度から中程度であり、特別な治療を受けずに回復します」と認めているほど。「ほとんど」とは80%のことらしいが、「感染」拡大を考えると死亡率はさらに下がっているはず。

★ 「コロナで死亡」とされても、実際は「別の病気」が死因であることが多い。アメリカのCDCでさえ、「コロナ死」と確定されたのはわずか6%であると認めている。

VERIFY: Only 6% of people actually died of COVID-19 …2020/09/03

★ 病原菌やウイルスを検出するわけではないPCR検査を「感染確認=病気診断」に使うのは、はっきりいって詐欺。

 

 これらは、「その筋」だけでなくメディアも政治家もみなわかっていることです。わかっていながら実施しているのは、もう止められないから。彼らはハメルーンの笛吹よろしく、人々を自滅に追い込む「対応策」を打ち鳴らしているのです。この「コロナ・恐怖のシナリオ」はかなり前から周到に準備され、「強制ワクチン=強制監視・統制社会」のセットアップが最初の目的となります。その過程で、業界が切望する「グレート・リセット」The Great Reset | World Economic Forum)の第一段階達成というわけですけどね。それは、今の社会制度・常識・権利などといったものを全否定して登場する新システムなので、本当なら、国をあげての反対組織が必要なんですけどね、日本は・・・う~ん。  

 とにかく今、言えること。

 マスクは「感染の恐怖」「支配と統制」「沈黙と服従」の象徴です。特に弱者・子どもへのマスクは犯罪(前記事で書きました)。各地のお母さんたちを中心に、考える会、マスクを外させる運動をしてほしい。

 休業要請などについてはまた今度。

2020.11.20

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/