2020豪雨、気象操作技術の進化

 各地に豪雨被害が出ていますが、みなさまがお住まいの地域は大丈夫でしょうか?

 豪雨の報告があってすぐ、山本は「これは、日本政府がイージス・アショア配備をキャンセルしたことに対する罰」だと感じました。しかし、さすがの自民・公明政府も今さらこの決定を再度覆すことはできない。そして、豪雨はやむ気配もなく、「史上最多(雨量)」「記録を更新」「異常」と報告され、すさまじい被害が続いています。しかも、気象庁はその被害の「終わり」さえ見通せない中で、これを令和2年7月豪雨 – Wikipediaと命名。…予想に失敗した時点で、あわてて「普通じゃない」ことに気づいたのでしょう。以下、Wikiの一部を見ただけで、この豪雨がどんなに「異常」かがわかります。

令和2年7月豪雨 – Wikipedia

2020年令和2年)7月3日以降に熊本県を中心に九州中部地方など日本各地で発生した集中豪雨である。同年7月9日に現在進行中の大雨を気象庁が命名した[1]。7月10日時点で、熊本県南部、川辺川球磨川流域の人吉市球磨村を中心に、死者数は60人以上となっている[2]

(図はWikiの「線状降水帯」から)

気象状況:7月3日夜から低気圧や梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、鹿児島県薩摩地方・大隅地方で3日夜から4日朝にかけて、熊本県南部で4日未明から朝にかけて、局地的に猛烈な雨が降り、気象庁は4日4時50分に大雨特別警報を熊本県・鹿児島県に対して発表した[3][4]。これらの地域では発達した雨雲が連なる線状降水帯が生じた可能性がある[5]。5日夕方から6日午前にかけては、鹿児島県薩摩地方・大隅地方で局地的に猛烈な雨が降り、鹿屋市などで記録的な大雨となった[6]。6日から8日にかけては、停滞する前線の影響で、長崎県、佐賀県、福岡県筑後地方、大分県、熊本県北部で局地的に猛烈な雨が降り、気象庁は6日16時30分から7日11時40分まで、長崎県・佐賀県・福岡県に大雨特別警報を発表した[7]。8日には東海地方から甲信地方でも大雨となって、8日6時30分に岐阜県、同日6時43分に長野県に大雨特別警報を発表した[8]

【雨量の記録】

1時間雨量:鹿児島県鹿屋市鹿屋:109.5mm(6日06時24分まで。1977年の統計開始以降最大)[6]

24時間雨量:

 鹿児島県鹿屋市鹿屋:496.0mm(6日14時50分まで。1977年の統計開始以降最大)[6]

 熊本県湯前町湯前横谷:489.5mm(4日11:00まで。統計開始以降最大)[3]

 熊本県水俣市水俣:474.5mm(4日09:10まで。統計開始以降最大)[3]

 福岡県大牟田市大牟田:446.5mm(7日06時40分まで。1976年の統計開始以降最大)[7]

 岐阜県下呂市萩原:414.0mm(8日08:00まで。1976年の統計開始以降最大)[8]

72時間雨量:

 鹿児島県鹿屋市鹿屋:754.0mm(6日12時30分まで。1977年の統計開始以降最大)[6]

 熊本県山鹿市鹿北:690.5mm(8日07時00分まで。1976年の統計開始以降最大)[7]

 福岡県大牟田市大牟田:688.5mm(8日09時00分まで。1976年の統計開始以降最大)[7]

 熊本県あさぎり町上:660.0mm(6日12時10分まで。1977年の統計開始以降最大)[7]

 長崎県長崎市長浦岳:593.5mm(8日09時00分まで。1976年の統計開始以降最大)[7]

【事前の予報】気象庁は、平成30年7月豪雨令和元年東日本台風など、特別警報級の天候が予想されるときは事前に記者会見を開いて警戒を呼び掛けてきたが、この豪雨では7月4日に特別警報が発表されるまで会見は開かれなかった。前日の3日夕方時点で、気象庁は熊本県内の4日18時までの24時間雨量の予想を「多いところで200mm」と発表していたが、実際には400mmを超えた。5日、熊本地方気象台の台長は、「特別警報が出るほどの雨は十分に予測できなかった」と話した[9]

 私の場合、時間雨量40ミリ以上の豪雨を初めて体験した時、心から「怖い」と思いましたが、今回の豪雨にあった地元の方々は生きた心地もなかったことでしょう。

 その豪雨の「原因」として、多くのメディが「線状降水帯」をあげるようになりました。この件についても本ブログでは過去に何回か触れていますが、この新しい気象状況が出てきたのは2000年以降のこと(それまではなかった)。ちなみに関係者の論文では、この現象をband-shaped precipitation systemsと呼んでいましたが(Kato 2006など)、現在は「line」を用いているようです。それだけ、特定の狭い地域に豪雨を集中させる技術が進んだからでしょう。

 

九州で記録的豪雨を降らす「線状降水帯」の脅威はいつまで続く?

配信https://news.yahoo.co.jp/articles/aff88b1dfe06e0d584d88156fcdcbdf17eb2f666

 4日未明に豪雨に見舞われた熊本、鹿児島両県。熊本では水俣市で12時間雨量が415ミリに達するなど、観測史上最多を更新する地点が続出。同県内を流れる球磨川が11カ所で氾濫した。この豪雨の原因とみられているのが、次々と発生した積乱雲がまとまった雨を降らせる「線状降水帯」だ。熊本、鹿児島に大雨をもたらした線状降水帯は、九州を横断する形で停滞する梅雨前線に南西から暖かく湿った空気が流れ込んで形成されたとみられている。気象庁気象研究所によると、日本で発生した集中豪雨の約6割は、線状降水帯が影響しているという。恐ろしいのは、その雨量に伴う被害が甚大であること。2017年7月の九州北部豪雨では死者・行方不明者が42人。18年7月の西日本豪雨では死者・行方不明者が280人にも上った。線状降水帯は狭いエリアで突然発生するため、いつどこが被害に遭うかは予測困難。厄介な相手だ。 「8日ごろにかけて梅雨前線が西日本から東日本にかけて停滞するため、再び線状降水帯が発生する可能性があります。すでに大雨被害に遭った九州地方や東海地方は、警戒が必要です」(気象庁予報部予報課)  梅雨明けは平年だと、7月14日から28日だ。「線状降水帯は梅雨前線があると発生しやすい」(気象庁予報課)ため、まだまだ気を抜けない。いつまで警戒が必要なのか。今夏も豪雨が頻発するのだろうか。日本気象協会の元職員で気象予報士1期生の富沢勝氏が言う。 「梅雨明けまでの今後10日から2週間は、線状降水帯の発生に注意が必要でしょう。梅雨が明けても、今年はラニーニャ現象が発生しつつあるので、太平洋高気圧が北に張り出して夏の気温が高くなる傾向にあり、大気が不安定になりやすい。こうなった場合は警戒が必要です。ただ、その傾向通りになる確率は6~7割程度。温暖化による異常気象が続いているので、今夏の天候がどうなるか、ハッキリとは分かりません」(後略)

 この記事は、読者に「豪雨被害は避けがたい自然災害であり、運が悪かったとあきらめるしかない」ことを印象づけています。でも、それじゃあ、気象庁なんか置く必要もないでしょう。実際は、この異常気象は人為的操作によるものです。本ブログで何回も書いているように、ケムトレイルを用いて環境中にばらまかれたナノサイズの素材(アルミニウム、バリウム、セシウム、トリウム、カビ胞子、細菌類など)は、すでに何千万トンにものぼっているはず。そこに、世界各地に設置されたHAARP様の施設から電磁波を放射すると、金属類も有機物も、高温化して上昇気流を発生させ、有毒なガス雲を形成し、そして激しい雨を降らせるという寸法。この一連の操作による環境破壊と汚染を隠すため、軍産複合体は「CO2による地球温暖化」説をでっちあげているのですが、何も知らない市民は、資源浪費・役にも立たない風発やソーラーを「環境を守る」と信じている。ひどい話です。

 気象操作など存在しないとわめく否定論者は、気象操作禁止の条約があることも知らないだろうから相手にしませんけどね。なお、ケムトレイルについては過去記事の中で、特に→http://wonderful-ww.jugem.jp/?eid=1269をご覧ください。

 なお、時々は空を見て、あれっ、これはおかしいぞ、と考えられる知性のある人は、ケムトレイルの異常さにすぐ気づくはずですが、気象の専門家集団である気象庁はこの人工雲の存在を「知らない」ことにしています(取材した時、「知っている」と答えたのは一人だけだった)。これほど明らかな気象操作ツールを「見ないふり」では、そりゃあ予報などできないでしょう。その結果が多数の被害者を出しているというのに…山のように気象関連の論文を書いたって、どれもみなクズです。2020.7.12

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/