どさくさの中で小児ワクチン再開

 地震、津波、原発災害のどさくさにまぎれて、厚労省と業界団体が、またこんなことをやっています。
ワクチン2種、接種再開へ=死亡と因果関係認めず-厚労省





 接種後に乳幼児の死亡例が相次いで報告され、接種を一時見合わせていた小児用肺炎球菌ワクチンとヒブワクチンについて、厚生労働省は25日までに、4月から接種を再開する方針を決めた。専門家会合が24日開かれ、死亡した7人について検証。いずれも接種と死亡に因果関係は認められず、同時接種による副作用の増加もないと評価されたため、同省は再開可能と判断した。(2011/03/25-12:11)①
 「因果関係は認められない」とは、組織検査、あるいは解剖所見の結果でしょうか? 今はそれを調べるヒマがないのが残念ですが、いかにもタイミングを狙っての「再開」であり、悪質です。このワクチン、アメリカでは特に評判が悪い。なにろし政府の「ワクチン副作用事例報告システム(VARES)」に報告された副作用は過去数年で59000件。うち半分の約3万人が入院し、2169人が死亡しているのです。しかもその96%までが3歳以下の乳幼児②だから、アメリカの製薬会社はマフィアより怖い。
 したがって、この3月の日本政府の「見直し」は、きわめて賢明な決断でした。
 ところがこの知らせに、ワクチン産業のスポークスマンであるポール・オフィット氏は「日本の厚生省がこのワクチンプログラムを一時停止するなんて、ばかじゃないのか」と激怒したそう。四人の赤ちゃんの死亡は、乳幼児突然死症候群かその他の原因で、とにかくワクチンではないと述べたそうです。② 何のこっちゃない、製薬会社の株が下がったのであわてたのでしょうが、日本のマーケットは手放せないと考えたのは明らかで、以後、医薬業界・行政はそうとうの圧力を受けたことでしょう。調べればかなりのスキャンダルが隠れているはず。誰か調べてくださーい。そして日本の赤ちゃんたちを救って。ワクチンをやめさせて。2011.3.27

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011032500434
http://www.naturalnews.com/031820_vaccinations_babies.html

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/