知事のダンスが見苦しい

 
 富山の方から「こんな動画がありました!」というメールをいただきました。
 http://www.youtube.com/watch?v=-oG4uW_iqmw&feature=youtu.be
「いつも情報ありがとうございます。神奈川県の知事がAKBのダンスをやっているという話題なんですが、それにならって富山県も・・・この動画の冒頭で、神奈川県の黒岩知事と富山の石井がツーショットで出てきます。がれき馬鹿のつながりということで・・・ドン引きです」

 まったく同感。でもこの二人のバカぶりはみなよ~くわかっているがな。
 神奈川県知事のダンスは見たこともないし、見たくもない。今でも十分見苦しいのに、これ以上恥をさらさないで欲しい。
 
 富山の方は「新幹線で地域おこし」でご当地PRしようというところですが、新幹線「途中駅」が栄えたためしがあった? 逆に、便利になると「去る」人が増えるのでは? 富山の人口減は深刻ですが(富山県人口は2025年に百万人割れ)、これは企業至上主義、役人優先、市民軽視の政治姿勢のせい(公務員の不祥事も多い)。正直な人ほど住みにくいと感じているから、今後、見切りをつける人はもっと増えるでしょう。
 その富山出身の実業家・浅野総一朗が、二人の話題にのぼっています。浅野は、浅野セメント(太平洋セメント)、浅野造船所(日本鋼管ーJFEエンジ)、鶴見埋築株式會社(東亜建設工業)など多くの会社を設立し、海を埋め立て、廃物をセメント燃料にするなどの事業を通じて、京浜地帯を一大公害地区にしてしまった張本人。立志伝中の人物として、そういう「負の面」は一切報道されていません。だけど、県政トップが「表面」だけで評価するのは非常に危険なので、二人にはほんと悪い共通点がありすぎる。トップは馬鹿ほど使えるし、彼らは来年も、産業重視、現実無視の県政を展開するんでしょうな… 2013.12.29

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/