市民のための行政交渉術

 山本は現在コロナワクチン接種を中止させようと、地元のお母さんたちと一緒になって精力的に各地を回っています。5月末は大阪市、高野町(和歌山県)、橋本市(和歌山県)を回りました。唯一面会できた首長は高野町だけ。同町では予約した高齢者の一回目接種は終わっていて、明日からは二回目接種に突入しますが、市長はじめ担当職員には、これが危険な実験ワクチンとの認識はゼロ。副作用報告がどれだけ出ているかも知りませんでした。橋本市は二か月前に私たちが出した「要求書」につき、内部で審議した結果、「これは国の事業だから、市町村は口が出せない」として、「聞置く」で終わりにしていました。「ききおく」というのは、文書を出した市民に対し、その結果さえ報告しないということ。女性課長は「我々は新しい生活様式を進める」と断言。これじゃあ行政組織なんてない方がいいんじゃない? 大阪市に関しては、組織と個人の感情をまぜこぜにして会話さえなりたたない…、厚労省副作用報告さえろくろく見てもおらず、説明責任も「地方自治」もなし。

 これが、市民の「無関心」がもたらしたものです。

 こういう状況をふまえて、大阪のママたちが行政交渉の講演会を企画してくれました。マスクやワクチン、何とかしたいと考えているみなさん、ぜひご参加ください。(申し込み制なので↓のFBを見てね)。

市民のための行政交渉術 〜行政への働きかけ方を学ぼう〜
公開 · 主催者: Ichiko NataleMichiyo Shikama
2021年6月6日日曜日 13:15〜16:30

フリースペース・類

〒5320011 Osaka大阪市淀川区西中島4-3-2
https://www.facebook.com/events/310436730695067/

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/