反ワクチン派医師の不可解な死

 ワクチン矯正法成成立の陰で、ワクチンと自閉症の関係を主張するアメリカの医師が、不可解な死をとげていました。
 ジェームズ・ブラッドストリート医師の死体は6月半ば、北カロライナ州の川に浮かんでいるのが発見されました。胸に一発の弾痕があり、その拳銃も川の中から発見されたことから、地元警察は、すぐ「胸の銃痕は自分で撃ったと考えられる」と、「自殺説」を発表しています。press
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 しかし、彼の突然の死は、彼を知る人々の間で大きな疑問と関心を集めました。普通の拳銃自殺なら頭を打つのに、胸? その後自分で銃を川に投げ捨てた?という単純な疑問のほか、少し前から、FDAが彼の診療所を突然捜索していますが、その「理由」をいまだに明らかにしていないことも不可解。家族はただちに「真相を究明するための」基金集めを呼び掛けています。http://www.gofundme.com/xscefs

 ブラッドストリート氏は元教会の牧師、医師免許は1984年に取得しています。それが自分の子どもが「定期の予防接種」後に自閉症を発症したことがきっかけで、ワクチンに目を向けていきます。彼はワクチンに含まれる水銀によって自閉症が起きると考え、ジョージア州の診療所で、ASDやPPDなど自閉症関連の発達障害治療を専門に行っていました。キレーションやIVIG、館細胞治療などは、それなりに効果的だったようで、関連サイトには多くの人の問い合わせや謝辞があふれています。

 それだけでなく、彼は「国際子供の発達資源センターInternational Child Development Resource Center」を設立し、代表としても活動していました(一時、ワクチンと自閉症で批判にさらされたアンドリュー・ウェークフィールド医師を招請した)。また、自費で各地に飛んで議員などに説明したり、ワクチン被害補償を求める訴訟で、家族側の専門家として証言したりしています。

 しかしこのような活動は、医薬マフィアや政府にとってさぞ目ざわりだったことでしょう。またWikiなどをみると「ノンスタンダード」とか「いんちき」など、彼への批判ばかりという感じ。マスメディアはこの事件を流さなかったというし、FDAの「なぞの捜索」もあって、「彼は口封じされた」との憶測が流れるのは当然かもしれません。個人でもこういう↓疑問をぶつけているくらいですから。2015.7.7
https://www.youtube.com/watch?v=nq-Jtp6ZiNE
 

(Dr.
Jeff Bradstreet Silenced by FDA – Anti Vax Doc Dead in ‘Suicide’)

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/