同時接種、「問題はない」と言い張る推進側

   ワクチン同時接種で乳児が死亡(米) のマシュー坊やが受けたワクチン同時接種は、日本でも確実に広がっており、「ワクチン反対の会神奈川」のFBにも次のようなコメントがありました。
 今の予防接種はその日に何本でも打てますよ。面倒くさかったら六本ぐらい一気に打ちますか?」て聞かれて半ば強制的に予約取らされて、診察券捨てた(笑)二度と行かないかな。
https://ja-jp.facebook.com/NoVaccineatKanagawa

 「面倒くさかったら」なんて医師が言う時代なんですね~。このママは賢明にも、医師の乱暴なススメをきっぱり断って帰ったのですが、普通、「お医者様がそういうのなら…」と受けてしまうでしょう。でも、多数のワクチンを時間をおかず接種する危険な医療行為でありながら、安全性の調査など行われた気配がない。それは、ワクチン推進派のサイトを見ても明らかです。以下http://www.know-vpd.jp/vc/vc_dj_safe.htm から。

 Q4: 同時接種のデメリットを教えてください。
 A4: 同時接種のデメリットはありません。世界中のあらゆる人種や民族の子ども達に対して、
10年以上前から行われていますが、何も問題は起こっていません。1回の受診で注射の本数が増えますので、保護者の方々にとっては辛いと感じられることが
あるようです。しかし、単独接種であっても受ける注射の回数は結局同じですから、デメリットではありません。接種部位が腫れたり赤くなったりするなどの局
所反応や発熱などが増えるのではと心配されることもありますが、トータルでは1種類ずつ接種するのと同じです。痛みに関しては、子どもの泣き方を見ていて
も1本だけ接種した場合と、5~6本接種した場合でも、大差はありません。そのために、自分の子どもに同時接種を受けさせたことのあるほとんどの保護者の
方は次回に同時接種を希望されます。

 同時接種の歴史はまだ十年ほど。その間、追跡調査もなく、何の根拠もないのに、「デメリットはない」「問題は起こっていない」と断言する恐ろしさ・・・これが製薬企業の基本姿勢だとしたら、それを鵜呑みにする医師が、両親に「同時接種による副作用の可能性」について説明しているはずはありません。なので、もし赤ちゃんに何か起きても、親はワクチンとの関連など思いもつかず、報告もしないでしょう。たとえ報告したとしても、接種した側は、「ワクチンのせいではない!」と、決して因果関係を認めないはずです。

 Q7:小さな赤ちゃんのからだ(免疫機能)に負担はかかりませんか。


 A7:これは世界中で心配されました。子どもの免疫の力はまだ強くありませんが、10本のワ
クチンを同時接種しても子どもにかかる負担はほんのわずか
で、持っている免疫力全体の0.1%くらいしか使用しません。そして実際問題として、長い間世界
中で使用されて問題が起こってないことが最大の証拠(エビデンス)です。

 もともと体内に存在しない毒物(アルミニウムや水銀含む)を注入するわけだから、ワクチンを打たれた赤ちゃんは、免疫機能だけではなく、呼吸器系から消化系、神経系まで、全身にわたる影響を受けます。これは「科学」ではなく、「常識」で判断できること。なのに、推進側は「負担はほんのわずか」「免疫力全体の0.1%」と言ってのけている。さらに、その証拠は、「長いあいだ(注:十年そこそこ)問題が起こっていないこと」というから、話になりません。これで通るの医薬業界、やはり怖い。

 Q9:
子どもの体質などで同時接種をしないほうがいい場合はありますか。


 A9: ありません。逆に重い病気を持っている子どもの場合、VPDにかかれば重症になりやすいし、接種のために何度も来院するのが大変なので、世界中で同時接種が強く勧められています
 少し前までは、病気で免疫が低下していたり、アレルギー体質の子供は、投薬やワクチンを控えるのが常識でした。なのに、今の医師は、「面倒だったら」とか、「何度も来院するのが大変だから」って、同時接種を勧めるとは、かなり怖い・・・少子高齢化などど医療を取り巻く状況が激変しているのはわかりますが、医師の目には、患者はもう「金づる」にしか見えないのかもしれません。

 Q10:万が一、同時接種で重大な副反応がおこったらどうしたらよいですか。
 A10: 接種後になんらかの症状や病気が見られた場合、これを有害事象と呼びます。有害事象に
は、ワクチンによるものとワクチンによらないもの(ワクチンとは無関係なことがたまたま起こっただけ)があります。医学的には有害事象のほとんどがワク
チンと無関係であることがわかっています。
このようにワクチンによる重大な副反応が起こる確率は極めて低いのです。たとえ起こっても、ほとんどの場合、どのワクチンによるものか区別できません。しかし、ワクチンによる健康被害救済制度では、どのワクチンによるものかは
問題にしないで救済対象としてくれることになっています。安心して同時接種を受けてください

 おいおい~~;「(副作用はほとんど起きないが)、たとえ起きても」「どのワクチンによるものか区別できない」「でも救済対象にする」「だから安心して受けて」…なんちゅう出来の悪いビジネストーク。でも、これを読むと、「同時接種」には、特定の薬剤(メーカー)の責任を問えなくする意図が込められていることもわかります。

 一本のワクチンでさえも危険なのに、それを同時接種された赤ちゃんは、小さい体で、生命をあげて戦わなければならなくなるのです。子どもは一人一人みな違うから、マシュー坊やのような悲劇もあるでしょう。子どもを持つ親は、医療マフィアの陰謀に立ち向かわないとね。
 写真は彼の両親を支援するサイトから
http://www.matthewgagedowning-powersfund.yolasite.com/   2015.3.2

2015.3.2

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/