あまりにひどい奈良県庁、県警まで呼んで市民を排除

 2021年6月14日月曜日、奈良県庁を訪れました。一か月ほど前、コロナワクチンにまつわる山のような問題と疑問を指摘して、事業者である行政機関として、きちんと被接種者の同意を取るようになどと求めていたのです。対応した職員(秘書課その他)は、私たちの意見は必ず知事にあげ、その結果を報告すると約束してくれました。とてもいい対応だったので、それを信じ、二回目の訪問ではアポを取りました。

 ところが直前(金曜午後)になって、テキは突然場所の変更と、人数制限(3名まで)、そしてマスク着用を求めてきたのです。場所は知事室がある本庁から割と離れた商工会議所…これはおかしいと考え、指定された場所ではなく、前回と同じく知事室に向かうことにしました。ところがロビーにはすでに関係者らしい職員がウロウロ。「どこへ行くんですか」「行先を言って下さい」などと横柄な口調で詰問する。とりあわず4階に向かうと・・・あらら、前回は開け放されていたガラスの扉が閉まり、その前に3名の警備員がいるではありませんか。そしてそこに現れた秘書課長は「話は別の会場で」の一点張り。前の文書を知事に見せたのかと聞いても、「それは担当課がお答えします」の一点張り。庁舎管理の重量級職員は、今回もありもしない「規則」らしい紙を振り回し。「面会を強要した」「退去を命令します」などと喚く。

 私らはまったく面会など強要していません。「知事が会わないと判断したなら、それに従う」「私たちはルールは守る」と繰り返し、知事の反応だけを知りたいと求めたのです(録画録音してるからね)。でも、職員の態度のあまりの悪さに、市民側(13名)も怒り始め、「それが主権者に対する態度か」「196人も死者が出ているのに、このまま実験ワクチンを続けるつもりか」「行政としての義務を果たせ」など、知事室前はかなりにぎやかになりました。

 30分ほど経った頃でしょうか、後ろが騒がしくなったと思ったら県警の連中がドヤドヤ。思わず、「あいつら(県職員)を逮捕して!」と叫びそうになるのをぐっとこらえた山本。「あなたたち、なんで来たの?」と聞くと、「ここで口論がおきていると110番通報があった」と。…奈良県警は口論で出動するのかい??!!

 ↓はその時のショットの一枚(でも、奈良県警は極めてソフトで、敵意は感じなかったなあ~)。

 

 で仕方なく、用意された別のビルの会議室に向かったとこと、ここでさらに驚くべきことがおきました。

 前回の話し合いに参加し、やりとりを一番よく知っているはずのT氏が、なぜか突然出張させられたらしい。で、今回出てきた女性職員M氏は、「あなたたちの文書は読んでいない。聞いたこともない。突然、ここに来るように言われた」と平然。もちろん当事者能力ゼロで、こちらの質問に何一つ回答できず、答を調べてくると何回か中座しているうちに雲隠れ。これが奈良県政。

 ま~、秘書課及び知事に騙されたわけですね。彼らは私たちがくたびれ果てて帰るような筋書きを立てたのです。

 しかも、奈良県政の悪質なところはここで終わらなかった。翌日、こんな↓報道があったのです。

 県庁記者クラブには必ず記者がいるはずなのに、現場には一人も現れず。で、私たちが面会を強要したという県の言い分に沿った記事を書いているとは。これが普通の問題なら、メディアは双方の言い分を聞いて書くものですが、コロナに関してだけは、決して「反対派の言い分」は取材もせず、載せもしないのだ。これって医療全体主義そのものじゃないか。

 どうぞみなさん、奈良県庁と朝日新聞に抗議してください。このままでは各自治体が足並みそろえて反対派の意見を踏み潰し、10代、あるいはそれ以下の幼児のコロナワクチン接種が現実のものとなるでしょう。

2021/6/16

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/