GMコーンの畑に火を放つ

 反モンサント・マーチについて、日本でも反対デモが行われていました!! 知らせてくださった方、ありがとう。

Recorded Live モンサント銀座前抗議
http://twitcasting.tv/1radi2/movie/13289646

Challenging Monsanto: Over two million march the streets of 436 cities, 52 countries (世界52カ国、436都市で200万人以上がモンサント反対運動に参加!)
http://rt.com/news/monsanto-gmo-protests-world-721/
 ここには面白い写真がいっぱい。

 それから反GMOにとっては喜ばしいニュースが。

 GMOの害から市民を守るため、ハンガリー政府は非常に思い切った手を打ち、500ヘクタールに上るGMコーンの畑に火をつけて焼いてしまったのです。火災による環境汚染よりも、植物の汚染遺伝子の方が脅威とみなされ、焼却処理しかその拡散を食い止める方法がないと言うのが理由。ハンガリーでは、いかなる種類でもGM作物の栽培は(当然、生産も販売も)刑法犯とされ、これまでも何千ヘクタールものGM畑に火を放ってきたというから、徹底しています。原文はここ→ GMwatch.org.

 世界でGMOを禁じている国は27カ国、そして、少なくとも50カ国がGMOのラベル表示を義務付けています。ところが、GMOを生み出したアメリカでは、モンサントが立法府と司法に多大な勢力を及ぼしているため、ラベルはおろか、裁判にも引っ張り出せない。もっとも、ラベルの義務づけは州の権限なんだけど、 Monsanto 71.とよばれる連邦議員らは、モンサントに買われ、州の権限に反対する投票をしたため(農園法案修正に反対)、名前をあげて非難されています。人気の政治家、ランド・ポールもその一人。http://www.naturalnews.com/040523_Monsanto_71_farm_bill_Senators.html

 日本でも、いい加減にモンサントと農薬使用についてちゃんとモノが言える政治家が出てほしいとこですね。あ、TPPが絡んでいるんで、既成政党は無理かも。2013.5.29

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/