なぜ妊婦はワクチンを避けなければならないか

  前記事「効かない」「心臓にダメージを与える」インフルエンザワクチン (01/09)で紹介した研究論文、Inflammatory
responses to trivalent influenza virus vaccine among pregnant women
は、ワクチンに全般の異常炎症反応について書かれたものではなく、医学誌「ワクチン」に発表された時(2011年)には、こんな↓タイトルがついていました。

 「妊娠中の女性における3価インフルエンザウイルスワクチンの炎症反応Inflammatory responses to trivalent influenza virus vaccine among pregnant women)」http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21945263

 ワクチンを接種した女性の体内で何が起きているか、血中バイオマーカーの値で調べたのですね。その結果、マーカー値は軒並み上昇していました…「安全」なはずのワクチンが、実際はさまざまな炎症反応を起こしていたのです!

 CRPC反応性タンパク、炎症や組織細胞の破壊に伴って血清中に増加する蛋白質)値は、接種後1~2日でかなり上昇した。TNF-αTNF= Tumor Necrosis Factor、 腫瘍壊死因子)も同じような結果で、ワクチン接種後二日目に上昇し、統計的に意味のある数値に近づいた。反応の出方はかなり多様で、ワクチン接種後2日間における変異係数は、IL-6(インターロイキン6)の反応を最大に、122%~728%の幅があった。」
 【結論】三価インフルエンザウイルスワクチンは、妊婦に相当な炎症反応を誘発する。臨床試験結果に関する反応は大きな可変性がある。
子癇前症や早産など、周産期の健康状態が悪い場合、炎症を起こしやすく、免疫刺激(ワクチン)に反応してより大きな炎症を起こす傾向があり、これが悪影響のリスク予測につながり、リスクの基礎となっている生物学的メカニズムに洞察を与えるかもしれない…」

 最後は「ワクチンの価値には賛成だ」なんて書いてあってげんなりさせられますが、ま~、これくらい書いておかないと、研究者としての生命を絶たれるということでしょう。
 
さて、ワクチンの何が、被接種者の体内で「炎症」を起こしているか、ですが、それについては何の研究もありません。以前アジュバントとして使われていたチメロサール(水銀)は、神経毒性があり、自閉症との関係が指摘されたため、強い反対が起き、今は使用されていません(実態は不明です)。それに代わって
使われるようになったのがアルミニウム(水酸化アルミニウム)ですが、アルミだって神経毒性はあり(アルツハイマー病など)、そして、アメリカではなお自閉症は増えています。GNOやコンビニ系食品の多さなど、他の要因もありますが、何より義務接種されるワクチンが多すぎる(=体内に注入する化学物質が多い)からです。ワクチン大国は恐ろしい。

 女性、特に妊娠を望む年代の女性は、ワクチンが出産異常、流産、先天異常にも関係していることを頭に入れておいて下さい(これに関しては余力があればまた論文を紹介します)。50年くらい前までは、妊婦は「クスリさえ飲んではいけない」のが常識だったのです。政府や企業が一斉に何かのPRし始めたら(HPVワクチンの時のように)、「まず疑う」クセをつけることです。2015.1.15

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/