鮫川村に関しては以下のブログと連携しているのでぜひご覧下さい。
http://samegawaaono.blog.fc2.com/blog-entry-10.html(鮫川青野を守る会)
下は何をどれくらい燃やすかについて、環境省のお知らせから一部書き出しました。http://shiteihaiki.env.go.jp/pdf/q5_info_samekawa_140317c.pdf
農林業系副産物等処理実証事業における
運転再開後の本格運転の進め方について
平成26年3月17日環境省指定廃棄物対策チーム
1.焼却対象物: 焼却対象物の保管量及び放射性セシウム濃度の精査を行い、現在、以下のとおり把握しています。
放射性セシウム濃度別 合計(t)
指定廃棄物 8,000Bq/kg以下
稲わら 8 17 25
(3箇所に保管,指定廃棄物約34,000Bq/kg,その他:約1,800Bq/kg、約5,800Bq/kg)
牛ふん堆肥 0 13 13
(2箇所に保管,約2,300Bq/kg、約2,600Bq/kg)
牧 草 0 54 54
(18箇所に保管,約100~6,100Bq/kg)
堆肥原料落葉 22 53 75
(8箇所に保管,指定廃棄物:約8,200~12,000Bq/kg,その他:約1,800~7,600Bq/kg)
除染廃棄物 0 284 284※
(作業が終了した48戸フレキシブルコンテナ1,121袋を保管(平成25年12月末時点),除染作業の同意を得ている戸数は68戸(平成26年2月時点)(最大で92戸))
合計 29 421 450
合計が間違っている(30でしょう)のは、450に合わせたかっただけという感じ。実際はどこからどんな廃棄物か運びこまれるか、誰にもわからないはず。だからこそ環境省も「把握」という言葉を使っているのです。市民の監視が届かないし、情報はほぼ非公開なので(法定文書も墨塗り)、企業利益のために怪しい放射性廃棄物をいくらでも引受かねません(廃棄物って、そんな世界です)。
それにしても、原発から出るごみの場合、いまだに100Bq/kg 以下でもドラム缶に詰めて厳重保管だっていうのに、34,000Bqの高濃度放射性廃棄物を喜んで燃やす鮫川村って、ほんと狂ってんじゃない? 子供のいる近隣地域のみなさん、環境省に移転や保養、避難の費用を求めましょう。少なくとも、焼却期間中(19ヶ月)、子供はそこにいてはいけません。
なお、処理の進め方と、一日の工程は以下の通り。
○ 焼却対象物の処理は、除染廃棄物をベースとし、農林業系副産物を組み合わせて焼却することにより、焼却灰の放射性セシウム濃度を抑えつつ行うことを基本とします。
○ 具体的な焼却処理の進め方は、以下のように予定しています。
① 本格運転再開~除染再開まで:確認運転時の焼却処理と同様に、除染廃棄物をベースとし、牧草や稲わらの混焼から開始し、徐々に、より放射性セシウム濃度の高い対象物を混ぜて焼却(この段階では指定廃棄物は対象にしない)
② 除染実施期間中(4月以降):除染廃棄物の焼却を優先し、その放射性セシウム濃度に応じて、低濃度の牧草、堆肥原料落葉等を混ぜて焼却
③ 除染終了後:①の延長線上で、指定廃棄物を含む、より放射性セシウム濃度の高い対象物を混ぜて焼却
7:30 朝礼・RKY(リスク危険予知)活動→ 8:30 バーナー着火・立ち上げ-(炉内温度上昇) → 9:30 焼却物投入開始(焼却開始) -【焼却処理】→ 16:00 焼却炉への焼却物の最終投入→ 17:00 焼却終了・バーナー停止-(炉内の冷却)→ 19:30 排風機停止
そうです。「混ぜて焼却」。これが基本。さらに、本来、やってはいけない「間欠運転」なので、ダイオキシンが盛大に発生するはずなのです(第三者機関に測定させないので、大気汚染のレベルはまったくわかりません)。村に汚染を持ち込んだ、低レベル放射脳の環境省職員と鮫川村職員の行動は、名前をあげて記録しておかないとね。2014.3.19