12/6 講演会の動画です

  12月6日の「今の福島を考える」講演会の模様です。

 「がれき問題」とともに、放射能ゴミの問題は終了したかのように思われていますが、本番はこれから。環境省は、311後に、排ガス中の放射能が「不検出」になるような「公定法」を作り出したので、ごみを燃やす限り、あなたの周辺にも放射能汚染が忍び寄っているのです。

 第1部講演 稲村重信氏
https://www.youtube.com/watch?v=8DQ_RFlgpL8
第2部講演 樗木博一氏
https://www.youtube.com/watch?v=I9pY2qvW9Yc
第3部講演 山本節子氏
https://www.youtube.com/watch?v=9FuuEzv_q6Q

 それを証明するように、すべての上下水汚泥焼却炉、そして一部のごみ焼却炉は「電離則対象施設」なんですよ(地域による)。なので、そこで働く労働者だけでなく、周辺住民も放射能の二次被害が拡大しているわけ。「法律でそれが可能になっている」というのが私の話でした。どうぞ、各地でごみ処理施設に反対しているかた、参考になさってください。2014.12.8

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/