無料のワクチンほど怖いものはないーコロナワクチン対象低年齢化

 おそらく、日本のコロナワクチン接種率は対して上がっていないのでしょうね。そこで、「奥の手」=無料だよ、という呼びかけを始めたようです。

12~15歳のワクチン接種無料 ファイザー製、厚労省了承

2021年5月31日 17時45分 (共同通信)厚生労働省の専門分科会は31日、米ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンについて、現行の16歳以上に加えて、12~15歳への接種も予防接種法上の「臨時接種」に位置付けることを了承した。費用は無料となり、健康被害が生じれば補償の対象となる。12~15歳は基本的に64歳以下の一般接種に組み込まれるが、運用は市町村の判断にゆだねるとしている。ファイザーは同日、接種の対象年齢を16歳以上から12歳以上に引き下げるようワクチンの添付文書を改訂した。10代の10万人当たりの陽性者数は60~70代よりも多く、医療現場に一定の負担となっている。

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 アメリカでは5月10日ごろ、接種対象を引き下げていましたが、これが日本に入ってくるのはまだ先だろうと考えていた・・・ところが展開は思っていたより早く、同月中に厚労省の専門分科会は十代の子どもたちに実験ワクチンを打ちまくることを了承してしまったのです。分科会の医師らに対する製薬メーカーや出資者のプッシュがあったのは想像に難くありません。

 驚いたのは、これを受けて、すぐに手をあげた自治体があったことです。

7月にも小中学生に集団接種 岡山・総社市長が表明(共同通信 …

配信 岡山県総社市の片岡聡一市長は3日の記者会見で、早ければ7月にも市内の小中学生約2700人に対し、新型コロナウイルスの集団接種を行う方針を表明した。学校単位で実施する意向。厚生労働省が、米ファイザー社製ワクチンについて、接種対象年齢を16歳以上から12歳以上に引き下げたことを受けた対応。片岡市長は「子どもの接種完了は各家庭を明るくする。(子どもは)キーパーソンだ」と説明した。また、一般の接種を加速させるため、7月半ばに市独自の大規模会場を設ける考えも示した。

9 時間前 — 記者会見で総社市の片岡聡一市長は、今月7日に対象となる12歳から64歳までの市民全員に接種券を発送し、今月18日からは基礎疾患のある人や60歳以上の人から先行して予約を受け付け、7月1日から …

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 片岡氏がなぜワクチン政策にこれほどアグレッシブなのか知りませんが、少なくともワクチン被害については完全無知のはず。「子供の接種完了は家庭を明るくする」なんて、いったいどこから来た言葉か。HPVワクチン被害者の家庭を思い出してしまいました。それこそ明るい未来を夢見て打った「無料」のワクチンが、若い子どもたちの希望も未来も奪ってしまったという残酷な結末。しかも学校単位で実施するとなれば、接種拒否の子どもは異端扱いされることでしょう。

 ところでこの情報が流れたとたん、市長のツイッターは炎上状態。市はあわてて「検討する」としたようですが、実際にどうなるかは不明。米が接種拡大の圧力をかけているので、こんごの推移を注意深く見守らねばと思います。

 そうそう、若い子のコロナ感染症はーどれだけメディアがあおろうとー稀です。当然死亡も少ない。

 若くて健康な子はー高齢で病弱な人にも増してーコロナワクチンなんか打たないように。

2021/6/5

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/