抗生物質が効かない

  耐性菌の拡大は十年以上も前から時間の問題だとされていましたが、WHOも認めざるを得ないくなったようです。でも、WHOこそワクチンや薬剤の拡大使用を進めている張本人、今さらどの面さげて発表するの・・・と思っていたら、事務局に日本人が入り込んでいました。なるほどね。日本人を「実験台」にしたい気ありあり。

抗生物質効かない耐性菌、世界各地で拡大 WHO「極めて深刻な状況だ」2014.5.1 10:45 http://sankei.jp.msn.com/world/news/140501/erp14050110450007-n1.htm

世界保健機関WHOは4月30日、抗生物質が効かない薬剤耐性菌が世界各地で広がっているとの報告書を発表した。フクダ事務局長補はジュネーブでの記者会見で「貧困国など一部の国だけでなく、あらゆる国で拡大している。極めて深刻な状況だ」と強調した。報告書は、抗生物質の処方を必要最低限に抑えるよう医療従事者らに忠告。一般の患者にも、医師が処方した時のみ抗生物質を使用するようにと呼び掛けている。WHO114カ国からのデータを基に調査、報告書を作成した。日本やフランス、南アフリカなどでは淋病の治療でセファロスポリン系の抗生物質が効かないケースが確認された。強力な抗菌薬カルバペネムが効かない肺炎桿菌も世界的に広がっており、一部の国では半分以上の感染者に効かなかったという。(共同)

 以前、タミフル耐性菌が各地で見つかっていることを書きましたが、抗生物質だけでなく、治療薬にも耐性菌が出現しています。細菌も、ウイルスも生物だから、強力な化学物質にさらされると、そりゃあ、身を守ろうとして防護能力を高めるのはあたりまえ。それを力で押さえ込もうと薬効を高めると、細菌の毒性も高まり(投与された人には副作用がおき)、おっかけっこが始まります。GMO作物が栽培されている畑では、すでに農薬が効かなくなっているのですが、それが医療現場にも起きたということです。

 医師の不勉強と製薬メーカーの強欲がもたらした事態です。今後は、なるべく怪我をしないように注意し、ささいな病気で病院に行くのは止めることですね。病院は非常に危険な場所になっているので、特に幼児・老人は避けましょう。

 下は当ブログの関連記事を集めておきました。整理ができていないので、見つかった分だけ。2014.5.1

  • タミフルは危ない③ 添付文書を読む (03/05)
  • タミフルは危ない② 被害者のSOS (03/03)
  • タミフルは危ない① 緊急安全性情報を読む (03/01)
  • タミフルは効かない② (02/26)
  • タミフルは効かない (02/26)
  • ワクチンに化けていたプラスチックリサイクル (02/22)
  • 子宮頸がんワクチンで45%に副作用 (12/12)
  • ロビー活動で導入された子宮頸がんワクチン (09/12)
  • 風疹の流行、でもMRワクチンはちょっと待って (07/11)
  • この記事を書いた人

    山本節子

    調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
    立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
    住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
    ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/