打っちゃダメ、子宮頸がんワクチン

 何じゃ、この国は。と思いました。久しぶりに帰国したら、まず目についたのが鎌倉市広報。そのトップに「中学2・3年女子を対象に 県内初 子宮頸がんの予防接種を助成」とあります(1)。あの市長、これを人気取りにするつもり?
 これは文句つけなきゃ、と思っていた矢先、先だっての参院選で自民の女性候補が、「愚直なまでに」このワクチン無料化を訴えて当選した、という報道を目にしました。しかも選挙戦の最中に、彼女を助けるかのように、製薬会社が大キャンペーンをやっています。
 「選挙戦が繰り広げられている7月5日から、英国の製薬会社がテレビ、新聞など各メディアで『子宮頸がんは検診とワクチン接種で予防できる』というCM展開を始めたのだ」(2)
 サンスポはこれを「強運」と述べていますが、そうじゃないっ!広告費も入るし、メディアも共謀していたんじゃないの(これって、選挙違反かも・・・)。極めつけは、「しきゅうのお知らせ」という、グラクソ・スミスクライン社のふざけたTVコマーシャル。
 「女性のなんと80%が子宮頸がんの原因ウイルスに感染」「でもね、予防ワクチンできましたー」「さー、しきゅうお医者さんへ」・・・そして最後に「検診も忘れずに」。
 海外情報がちっとも入らない日本では、母親たちは短絡的にこれを歓迎し、子宮頸がんワクチンはやがて公費負担になり、ひよっとしたら強制接種にさえなるかもしれません。
 今、流通しているのは、メルク社のガルダシルとGSKのサーバリックスの二種で、今回日本で認可されたのは後者。ガルダシルの場合、死者11人を出し、接種を受けた妊婦42人のうち、18人までに流産や胎児異常があったとの報告があります。(4) それなのに、このワクチンの接種後、子宮頸がんが減少したというデータはありません。直感的には、これ、「不妊ワクチン」かも。
 
 人体はもともと、寄生虫や常在菌と共存しています。「8割の女性がHPVウイルスに感染している」のも今に始まったことではないけれど、ほとんどの人は子宮頸がんとは一生無縁なのです。これは
思春期前期の子供たちをターゲットにした、医薬業界の新ビジネスなのです。
 長くなるので、このへんでいったんまとめます。他の情報はそのうち。
 ★ このワクチンは、子宮頸がんを予防するものではありません。
 (HPV16型と18型の感染を防ぐだけ。体内にすでにそのウイルスがあれば、効果なし。)
 ★ ワクチンが大人になるまで有効か、データは一切ありません。
  (予防効果さえ不明。だから、接種を受けても定期健診が必要なのです。)
 ★ ワクチンの重大な副作用がある
 (他でも書きました。ワクチンは利点より、危険の方がはるかに大きい)
 
【参考】
(1)http://www.city.kamakura.kanagawa.jp/kouhou/kamakura/h22/t100715-1.html (鎌倉市広報2010年7月15日号)
(2)http://www.sanspo.com/shakai/news/100714/shc1007141010000-n2.htm
(サンスポ、三原じゅん子の記事)
(3)http://glaxosmithkline.co.jp/press/press/2010_07/P1000638.html
(GSK社のTVコマーシャルについてのお知らせ)
(4)http://www.ft.com/cms/s/2/728046c4-e15b-11dc-a302-0000779fd2ac,dwp_uuid=e8477cc4-c820-11db-b0dc-000b5df10621.html
(2010.7.23)

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/