名水の里にもがれき―地域を汚す立山町長

 立山の麓でがれきを引き受けようという話が出ているのを知ったのが少し前。耳を疑いました。豊かな田園風景、名水の里…最も「がれき」と無縁な地だと思っていたのに。
 
 そこで急きょ、現地のお母さんたちに頼まれて、連続講演会をすることにしました。どうぞ、近場の方、いらしてください。戦い方のヒントが見つかるかも。
 5月12日(土)10:00~12:00 フォルツア総曲輪ライブホール(総曲輪ウイズビル4階)                「がれき広域化の法的問題」
 5月15日(火)18:30~21:00 立山町民会館 3階会議室 「がれき広域化―がれき焼却の危険性」
 5月16日(水) 19:30~21:30 八百萬本舗でいだら屋 「がれき広域化をどのように止めるか」
 立山町長って、サラリーマン1年、河野洋平の元秘書を8年、町会議員を2期やって町長になった人。がれき受け入れは、住民が求めたわけではなく、彼の独自判断のよう。いろいろ調べると、なかなか非民主的なお方で、とても自治体の長とはいえない感じ。行政がこういうやつにのっとられると、こういうことになる、という見本。ま、東京都ほどひどくはないけど。
 今日の北陸路は雨でした。2012.5.10

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
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