原因はマスク、「幸せな低酸素症」

 前記事の続きとなりますが、大手メディアが、ここにきて突然、「幸せな低酸素症」について報道し始めました。

 

「幸せな低酸素症」に注意 自宅療養者 息苦しさ感じず重症化も

 新型コロナウイルスの患者の中には、肺炎が悪化して血液中の酸素の状態が悪くなっても息苦しさを感じないケースが報告されています。「幸せな低酸素症」と呼ばれる症状で、自宅で療養する患者が過去最多となる中、自分で気付かないうちに重症化する場合もあるため、専門家は血液中の酸素の値をパルスオキシメーターで繰り返し確認し、異変があればちゅうちょなく助けを求めるよう呼びかけています。新型コロナウイルスに感染した患者では、中等症で通常なら息切れをするような肺炎を起こした状態で、酸素を十分取り込めていないのに息苦しさを感じないケースがあり「ハッピー・ハイポキシア」=「幸せな低酸素症」と呼ばれています。厚生労働省が出している新型コロナウイルスの診療の手引きでも、状態が悪化しても患者は呼吸困難を訴えないこともあるとして注意を促しています。今、感染の急拡大で首都圏や沖縄県などで医療が危機的な状況となる中、自宅で療養する患者が急増しているため、専門家は自宅で療養中もこまめにパルスオキシメーターで血液中の酸素の値、酸素飽和度を計って、異変があれば医療機関などに連絡するよう呼びかけています。(後略)

 

 実際は、コロナ感染(PCRテスト陽性)の有無にかかわらず、長期にわたるマスク着用のせいで、低酸素症(hypoxia)は相当増えているはずです。でも、政府はすべてを「コロナ」のせいにしようとしているわけですね。

 低酸素症多発の原因の多くはマスクです。「マスク」がウイルス予防に効果などなく、逆に重大な健康被害を招くことはよく知られていました。自由な呼吸をさえぎり、十分な酸素を得られないことによって、血中の酸素濃度は低下し(→低酸素血症)、二酸化炭素の濃度が増し(高炭酸ガス血症)、マスク内で増殖した菌やバクテリアが体内に侵入する(→肺炎、脳炎など)など、重篤な病気、あるいは死を引き起こしているのです。

 マスクを着用すると、数分で上記の生物的反応が起きます。普通の酸素飽和濃度は96~98%、それがわずか5%下がっても「異常」とみなされますが、15&も下がれば明確な症状が出ていると診断されます。その症状とは、息切れ、疲れ、頭痛、めまい、不安、不眠、うつ…そして血栓も。前記事の「小5男児の運動中マスク着用での死亡」は、おそらく急性高炭酸ガス血症と低酸素血症が同時におきて、死に至ったのでしょう。すぐに血中酸素濃度を測ればわかったはずですが、何の知識もない校長に、そんな指示が出せたはずはない(もっとも、知識があればマスク禁止令を出すでしょう)。

 問題は、マスクを常用していると、次第に酸素欠乏状態に慣れてくること。ヒトの脳が欠乏状態に適応しようとした結果、苦しさを感じなくなるのですが、その間も酸素欠乏が続くと(マスクをつけ続けていると)、全臓器、特に脳では栄養や酸素供給が途絶えることから機能不全に陥ってしまうのです。でも患者は何も気づかず、パルスオキシメーター酸素濃度を測り、そのあまりの低さに仰天した医師に、ほほえんで「何がおきたの?」と尋ねる…これが「HAPPY HYPOXIA」です。

 

 マスク義務付けは、人々に緩慢な死刑を言い渡すようなもの。つけている本人たちはそんなことを知らない。マスクが自分の健康を守ってくれると信じ切っている。…医療テロに立ち向かうには、何より「知識」が必要です。

 私と「呼吸の自由を取り戻す会」は、「マスクを外せ」の行政交渉を通じて、マスクを強要している連中が、マスクがもつ本質的な危険性を何ひとつ知らないことに驚かされました…というか、ぞっとしました。理由は何であれ、特定の医療行為を強要する場合、関係者は必ず、その行為の結果を把握し、対象者に伝える義務があります。

 なお、以下はマスク着用による症状。これは Baruch Vainshelboim の有名な論文ですが、すでに撤回されています。グローバリストのアジェンダに背く内容の論文が撤回されるのは、これが初めてではありませんが。

 8月28日、大阪で勉強会を開きます。その時この中身についても話します。来られる人は山本にご連絡を。

2021/8/24

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/