厚労省、アナフィラキシー注意呼びかけの通告を出していた

 ところで、厚労省は、315日付でアナフィラキシーに関し注意をよびかける通知を出していました。

 知事、保健所設置市の市長あて文書です。原文はここ↓

参考資料3 コロナウイルス修飾ウリジンRNA ワクチン(SARS-CoV-2)(コミナティ筋注)の接種に伴うアナフィラキシーの発生について(令和3年3月15 日付け健発0315 第8号・薬生発0315 13 号厚生労働省健康局長及び医薬・生活衛生局長連名通知)[PDF形式:101KB

 そこにはこう↓書いてあります。

・・・今般、本剤の接種に伴うアナフィラキシーの副反応疑い報告が多数報告されており ますので、令和3年3月12日に開催された合同部会における検討結果を踏まえ、下記留意事項について改めて周知することとするので、貴職におかれてはこれを十分ご了知の上、貴管内の市町村及び関係機関等に周知いただきますようお願いします。

                記

1.本剤の接種に当たっては、予診時に、アレルギー疾患の既往や、アナフィラキシーを含む即時型のアレルギー反応の既往について適切に確認すること

2. 報告された症例を踏まえると、アナフィラキシーを発症した場合であっても、早 期に適切な処置が行われることにより、症状の重症化を回避することができると考え られるため、本剤接種後少なくとも 15 分間は被接種者の状態を観察する必要がある こと。また、過去にアナフィラキシーを含む重いアレルギー症状を引き起こしたこと がある者については、接種後 30 分程度、状態の観察をする必要があること。

3. 被接種者にアナフィラキシー等の副反応がみられた際、速やかに適切な処置を実 施し、必要に応じて発症者の速やかな医療機関への搬送を行うため、関係部局と連携 の上、必要な体制を確保すること。

 つまり、

★厚労省としても、コロナワクチン接種後のアレルギー反応やアナフィラキシーの発生率が異常なことを認めている

★しかし「専門部会」も厚労省も、このワクチンを一時停止する権限がない(指示系統はゲイツ、WHO)

★できるのは「注意してね」というお願いだけ。注意の中身はこれまでと同じ

★しかし、原因が「PEG抗体」なら、アレルギー既往がなくても突然、アナフィラキシーが発症する

★さらに、コロナ既感染者ではADE(抗体感染増強)による症状が出ている可能性もある

★いずれも、事前に抗体検査しない限り、事前確認などできない

★しかし、そういうことをすると接種者が減るので、できない

★ましてや、市町村はそのようなワクチンの問題など何も知らないし、理解しようともしない

★したがって、最も情報が必要な一般市民には、この注意は届かない

 その結果、今後も副作用・有害事象は続くでしょう。そして、それをもみ消す工作も続くはず。

2021/2/29

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/