京都、12月記者会見、でも「ワクチン被害」は報道されなかった

前記事の続き。京都市のワクチン担当課の「副反応疑い報告なんか来ていない、見たこともない」発言があまりにひどくて、抗議文を出しました(↓の動画で全文を読み上げています)。それでも、京都市からは何の反応もなく、反省の色ゼロ。そこで、2021年12月15日、この件を記者発表しました。以下はその時の音声記録です(私は入院中、参加していません)。

 市民側は全員、記者会見は初めて。でも準備がよく、上手く乗り切ってくれました。一方、集まった記者たちは、抗議文を全文聞いても、「事の重大性」がわからなかったようで、この件を伝えたメディアはゼロ・・・予想していたとはいえ、これではたとえ内部告発があっても、今のメディアは報道できないのではないかと感じます。・・・昔は、「新聞記者」といえば、市民運動をしつこく追っかける、かなりうるさい存在でした。でも、場合によっては情報を共有できる仲間の部分もあったのです。でも今のメディアで働く若い記者たちは、パロット。何よりも「考えないこと」「上に従うこと」を刷り込まれ、本筋から外れたことは見ないようしつけられているようです。2022.3.16

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
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