ワクチンにもグリホサート

 これまで書いてきたグリホサートの汚染はワクチンにも及んでいることをご存知でしょうか。「ワクチンで自閉症になる」ことについては本ブログでも何回もお伝えしていますが、その原因としてあげられているのが、チメロサール(水銀化合物)、アルミニウム化合物、そしてグリホサートなのです。この件については講演会では何回か伝えていますが、まだ記事にはしていませんでした。

で、今日はワクチンに含まれている毒物グリホサートのお話です。参考は:Glyphosate Found in Childhood Vaccines – EcoWatch

 

 ワクチンにグリホサートが含まれていることを指摘したのは、自閉症の子どもを持つお母さんたちの団体、「マムズ・アクロス・アメリカ Moms Across America MAA」でした。すでにアメリカでは、遺伝子組み換え生物の80パーセントまでがグリホサート耐性を有しており、アメリカ環境保護庁(EPA)は、160種もの非有機作物と食用穀物へのグリホサート使用を許可していることから、お母さんたちは、食べ物や水、土壌、ビールやワインだけでなく、尿、母乳そしてワクチンも汚染されているのではないかと疑ったのですね。そこで2016年、セントルイス市の研究機関(Microbe Inotech Laboratories Inc. )にワクチンの分析を依頼したところろ、予備スクリーニングの段階で以下の五種類のワクチンからそれぞれグリホサートが検出されたのです。

  1. MMR IIワクチン (メルク社)--------------- 2.671 ppb
  2. DTap三種混合ワクチン アダセル (サノフィ・パスツール社)- 0.123 ppb
  3. インフルエンザワクチン フルヴィリン (ノバルティス社)--  0.331 ppb
  4. B型肝炎ワクチン エナジクス-B (GSK社) ーーーーーーーーー  0.325 ppb
  5. 肺炎ワクチン 多価ニューモヴァクス23 (メルク社) ーーーー   0.107 ppb

 愕然としますね…直接血中に入るワクチンに農薬の「有効成分」が含まれているとは。中でも、メルクのMMRⅡワクチンのグリホサート含有率は他のワクチンの25倍も高く、「MMRワクチンで自閉症になった」という親たちの訴えを裏づけています。

 ppbとはparts per billion (十億分の一)を意味する濃度の単位。ごく微量ですが、それが血流に入った時にどのような効果をもたらすかなど、当然、何も調査されていません。農薬成分が人体に注入されることなど、まったく想定されていないからです。

 

 この結果を確定しようと、母親たちがさらに他の独立系調査機関にも追跡調査を依頼したところ、いずれも当初の結果を裏付ける、あるいはそれと同様の数値が出る結果となったのです(試験はいずれもエライサ法(ELISA method、酵素結合免疫吸着法)。…つまり、特定のワクチンのグリホサート汚染間違いなし。事情は、農薬使用量がアメリカより高いといわれている日本でも同じか、あるいはもっとひどいかもしれません。

 実は、この結果をちゃんと予測していた科学者がいました。

 マサチューセッツ工科大学(MIT)の科学者、ワクチン批判で有名なステファニー・セネフ博士です。

「MMRワクチンとフルワクチンのウイルスの培養基は豚の靭帯(ゼラチン)、この豚がグリホサートを大量に含む飼料で育てられていれば、ワクチンにグリホサートが含まれていても不思議ではない。ゼラチンは大量のグリシンを含むコラーゲンから作られる。EPAは家畜飼料のグリホサート残留濃度を400ppm(百万分の一)まで許可しているが、これは研究でわかった人体に被害が出る数値の何千倍も高い」

 ・・・まさにワクチンは人体実験。

 また、GMOマウス実験で有名なフランスのセラリー二博士らによると、グリホサートは決して単体で使われず、常にアジュバントが添加されていること、そしてこのアジュバントこそグリホサートの毒性を千倍も高めているとのことです。農薬のアジュバントはワクチンのアジュバントと全く同じなんですね。

 そこでこのママたちのグル―プは、同年8月31日、担当省庁のFDA、CDC、EPA、NIH、カリフォルニア州保健局、上院議員らに手紙 letterを出し、ワクチンのグリホサート含有調査を優先すること、汚染されたワクチンをリコールすること、さらなる汚染を防止するため、EPAはグリホサートの許可を取り消すことなどを求めました。また保健福祉省(HHS)に対しては、自閉症の診断に関する基準を確立すること、CDC及び有害物質疾病登録省(HHSの下部機関)に対し、現在の自閉症に関する文献を見直し、自らも研究するよう指示すること・・・などを求める文書を送りました。

 しかし、アメリカのワクチン業界は、事実を無視し、プロパガンダを広げる機関。現在のところ、この要求は無視され、子どもたちは「より早く、より多く」の「農薬入り」ワクチンを打つよう推奨されています。

 病気予防の団体CDPRを立ち上げ、ワクチンに警鐘を鳴らしているトニー・バーク医師Dr. Toni Barkは;

 「子どもの体に直接農薬を注射するのは本当に心配です。ラウンドアップもグリホサートも注射して安全かなど調査されていない。体に物を入れる時、口から入れるのと注射するのはまったく違う。毒物を注射すると、たとえごく微量であっても、臓器や人体システムに影響を与えるし、ウイルスと共にアジュバントや化学物質を注入すると、深刻なアレルギー反応を招きかねない・・・グリホサートは、トウモロコシ、大豆、小麦、綿などに大量に使用されている以上、ワクチンを受けた子どもに激しい食物アレルギーが出ることは十分予想できる。さらに、化学物質の場合はごくごく微量でも、生体ホルモンのような挙動を示し、生理的受容体を刺激する」

 ワクチンは確実に子どもたちの体と精神を蝕み、そして変え続けています。

2018.8.28

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/