世界中が「コロナの影」におびえている中、ポルトガルの裁判所は「検疫は違法」「PCRテストなど信用できない」とする判決を下していました。以下、↓の二本の記事を参考に(まとめて)お伝えします。
November 18, 2020 Portuguese Court Rules PCR Tests as Unreliable & Unlawful to Quarantine People
リスボン控訴裁判所の裁定は、11月11日、アゾレス地域保健当局によって隔離を強制された4人のドイツ人が、即時釈放(ヘイビアスコーパス)を求めて起こした裁判で出されたもの。四人のうち一人がPCR陽性だったため、他の3人も「濃厚接触者」として隔離されたのです。なお、ヘイビアス・コーパスとは、違法な拘禁を防ぐため、被拘禁者の出廷を命じる人身保護令状のこと。
その判決がなかなか面白い。裁判所はPCR検査をまったく信用していないのです。
「この(PCRテストによる)診断が、実際に法的資格を持ち、良き医療行為を行っている専門家によって出されたのかどうか証拠はない」
「唯一、事実の証明があるのはPCR検査の結果だけで、申請者の1人は陽性だった」
「しかし、陽性の結果で、実際にコロナウイルスが感染するかどうかは、合理的な疑いを超えて決定することはできない」
「PCRテストが信頼できるかどうかは(RNAの)増幅回数(Ct値 、サイクル数)による。欧米のように35回以上のCt値で陽性の結果が出た場合、その人の感染する確率は3%未満であり、その人の検査結果が擬陽性である確率は97%だ」
(山本注:Ct値35回でも信用できないということ。)
「ポルトガルではCt値は明らかにされていない」(山本注:国際的にも基準値なし。日本でも不明。「 国立感染症研究所の新型コロナの検査マニュアルでは、原則この値が40以内でウイルスが検出されれば陽性と定めている」そう。https://www.nikkei.com/article/DGXMZO65910480W0A101C2CE0000/ 35回でも信用できないのに40までOKなのは、「陽」と出るまで増幅し続けているから?)
「PCR検査につき、多くの専門家らが疑問を呈していること、分析パラメーター情報の欠如、感染および感染リスクを裏付ける医師の診断がないことを考えると、本法廷は、Cがコロナウイルスのキャリアだったかどうか、A、B、Dがそのウイルスにさらされるリスクが高かったかどうかを判断する方法はない 」
裁判所はさらに、裏付けがないPCR検査にもとづく「検疫」もぶっ叩いています。
「警戒状態の間、保健総局が課した検疫期間は違法だ。そのような措置がとれるのは非常事態の時のみだ」(山本注:現在は非常事態のようです)
「いかなる個人、団体も、監禁、隔離、検疫、予防的保護、健康監視など、身体的及び他者の自由の剥奪につながる命令を出す場合、法的資格がなければ、法CRP第27条に背き、違法な拘禁を行っているとみなされる。法的に不適格な団体による、法的に許可されていない行為だからだ」
もともとPCRは病気診断やウイルス同定に使えないことを考えれば当然の判決ですが、何もかもぐっちゃぐちゃにしている日本では考えられない、クリアで論理的な結論です。
PCR「陽性」は、決して「コロナウイルス感染」を意味しません。この検査法には、「感染者」も、コロナ新型肺炎の「患者」あるいはその「予備軍」を見つけ出す能力もないから、受けるだけ無駄です。行政や医薬産業界がPCR,PCRと騒いでいるのは、アジェンダ2030、ワクチンIDに向けたビジネス戦略でしかないのですね。つまり、コロナは全体が(そもそもの始まりから)世界規模の詐欺。彼らの計画をつぶすにはもっともっと多くの人が、この詐欺のシナリオに気づく必要があります。
2020.11.24