コロナ治療薬、すべて人体実験-クロロキン

 コロナ治療薬として出ているのは、売れないクスリ、危険性が明らかなクスリばかり。だまされないようにね。

トランプ氏推奨薬に注意 FDA、心臓異常や死亡例

共同通信社

【ワシントン共同】米食品医薬品局(FDA)は24日、新型コロナウイルス感染症治療の候補薬とされ、トランプ大統領が勧めている抗マラリア薬について、新型コロナ感染者への投与で心臓に異常が起きる深刻な副作用が報告されていると注意喚起する文書を公表した。死亡例もあるという。対象の薬はクロロキンとヒドロキシクロロキン。投与された感染者に、頻脈や心室細動の副作用がみられるため、臨床試験か、医師が経過を観察できる病院のみで服用するよう呼び掛けている。また、抗生物質のアジスロマイシンと併用すると心臓に異常が起きる危険性が増す恐れがあるとしている。

 クロロキンの「害」は周知の事実で、Wikiにも、「強い心臓毒性があり、自殺に用いられている、視覚障害を起こす」などが記されていました。それだけでなく、日本ではクロロキン網膜症患者千人以上を出す薬害事件が起きていました…厚労省が、副作用警告を無視したのが理由で、以後の薬害とまったく同じ構図。・・・アメリカ占領下での事件です。その薬の害についてーートランプは知らなくてもーー政府が知らないはずはありません。

 なお、「クロロキン」については、2020/03/31日経バイオにこんな↓記事があります。

米FDA、新型コロナに抗マラリア薬のクロロキンの緊急使用許可

並行して米保健福祉省(HHS)は、2020年3月29日、スイスNovartis社傘下のSandoz社から3000万ドーズのヒドロキシクロロキン、ドイツBayer Pharmaceuticals社から100万ドーズのリン酸クロロキンの無償提供を受けたと明らかにしている。今後、HHSの事前準備・対応担当次官補局が連邦緊急事態管理庁(FEMA)と協働し、HHSの戦略的全米大量備蓄プログラム(Strategic National Stockpile:SNS)を通じて、無償提供された薬剤を各州に配布する。  
 実はコロナ騒動の早い時点で、クロロキン買い占めが起き(ゲイツの証言。事前に情報を入手しているヤツは株や買い占めですでに大儲けしている)、米はインドから調達しようとしたのです(ジェネリック)。しかし、インドの製品はすべて自前ではなく、有効成分は中国から輸入しているから、と要請に答えられなかった。そこにビッグ・ファーマが大量のクロロキンを提供するという「美談」になったのです。で、ノバルティスにバイエルという名前が出てきたので、改めてクロロキンの副作用を調べると;

不安、錯乱、自殺衝動、痛み(足・背中・胃・胸)、粘膜出血、皮膚異常、咳、熱、寒気、冷や汗、よだれ、継続する耳鳴り、眠気、動悸異常(早くなる、遅くなる、不規則になる、激しくなる)、下痢・血尿・血便、黒色便・黒色尿、視野狭窄、視力障碍、視野調節困難、複視、発語困難、嚥下困難、色彩の識別困難…

 drugs.comの「副作用リスト」のa~fの一部だけで、リストはまだまだ続きます。中には「誰かが自分の行動を見張っていると感じる」「誰かが自分の考えを読み取っていると感じる」「存在しないものを感じたり、見たり、聞いたりする」などの奇妙な副作用もあり、まるで毒薬か幻覚剤のよう。こんな気味の悪い薬物を三千万錠も寄付するというのは、企業に代わって、米政府に人体実験を行うよう勧めているのと同じです。それも自己責任でね。(コロナに対する投薬は目的外使用になる)。

 

 同じことはアビガン(ファビピラビル)にもいえます。こちらは 第3相臨床試験のための被験者を募集中。順調にいけば、2020年6月末にも治験を終え、「有効性・安全性が確認された」として、すぐに承認申請することになるでしょう。しかし、アビガンは極めて特殊な、政治的なおクスリです。

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 ファビピラビルは、日本で2014年3月、新型または再興型インフルエンザウイルス感染症を効能・効果として承認された。ただし、既存の抗インフルエンザ薬には無い作用メカニズムを有していることや、動物実験の結果から催奇形性のリスクが懸念されることなどから、ファビピラビルは「既存の抗インフルエンザ薬に耐性を有し、かつ高病原性のインフルエンザ感染症のまん延に備える医薬品」と位置付けられ、厚生労働大臣の要請が無い限りは、製造などを行わないことなどの承認条件が課されている。なお、日本以外では、承認されている国・地域は無い富士フイルム、新型コロナに対する「アビガン」の治験の詳細が明らかに

 つまり、富士フィルム富山化学は、最初から、製造責任と使用責任を政府に押し付け、薬害が起きても保障責任など負わなくてもいいような体制を整えたうえで承認を得たわけです。…フリーズが多いので、続きは後から。2020.4.25

 

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/