前記事には続きがありますが、その前に質問↓があったのでこちらを「優先」します。
「(コロナワクチンは)どういう手続きで正式に認められるのですか。FDAは12/14にファイザー、ビオテック共同開発のワクチンの緊急使用許可を出したと聞きますが、それは正式に認めたのではないのでしょうか」
コロナワクチンは実験的ワクチン
で、それに対する答として、まず、FDAが出した当の「緊急使用許可(EUA)」の文面を見てみましょう。以下はその原文。
ポイントは黄色マーカー(太字)部分です。
「Letter of Authorization (認可書)」ファイザー社宛て、12月23日
The vaccine contains a nucleoside-modif ied messenger RNA (modRNA) encoding the viral spike (S) glycoprotein of SARS-CoV-2 formulated in lipid particles. I t is an investigational vaccine not licensed for any indication
「このワクチンは、脂質粒子の中で形成されたSARS-CoV-2のウイルススパイク(S)糖タンパク質をコードするヌクレオシド修飾メッセンジャーRNA(modRNA)を含んでいる。このワクチンはいかなる適応症の認可も受けていない治験用ワクチンである。
ね?正式許可ではない。FDAは明確に、コロナワクチンを正式に認可していないことを企業側にも通告しているわけです。また「対応する適応症」がない(麻疹にはMRワクチン、のような)のも普通のワクチンと違うところ。つまり、「緊急使用許可」が出たとはいえ、コロナワクチンはいまだに「実験ワクチン」であり、今の時点でそれを接種した人々は、進んでモルモットになったということを示しています。…だってそうですね。コロナウイルス(Sars-CoV-2)は今年になって初めて出現したもの。メーカーはそれに対応するワクチン開発に一年もかけておらず、ましてや、接種後の「本当の有効性」などは何も証明されていないから。
緊急使用許可(EUA)は正式手順を省いた便宜的なゴーサイン
コロナワクチンが「実験的ワクチン」であることは、12月18日にEUAの許可を得たモデルナのワクチンも、12月30日に許可を得たアストラゼネカのワクチンも同じです。
ではなぜ、政府は今の段階でこんな実験段階のワクチンに緊急使用許可(EUA)を出したのでしょう。
このEUAを出すには、二つの前提条件があります。①公衆衛生上の深刻な危機にあること、そして、②すでに認可を受けた既存の薬剤(ワクチン含む)や治療法に代替可能なものがないこと。
一般の新薬や新治療法の審査、認可には長い手続きーー往々にして何年にもなるーーが必要ですが、EUAは、正式な手順を省いて極めて短期間で許可が出せる手続なのです。「人類の危機」を救う可能性のある薬剤の審査に長い時間をかけては間に合わない、というのが口実。得られるデータを元にリスクvsベネフィットを勘案・審査するだけでよく、治験未了でもOK(EUAを受けたワクチンはすべて治験3段階の途中)。この無責任ぶりは、モデルナの許可証の文句にもはっきり表れています。
「当局のスタッフは、科学とデータに基づき、このワクチンの既知の潜在的な利点が既知の潜在的リスクを明らかに上回っていると判断した。これはFDAの(正式)承認ではないが、FDAが出したガイダンスに記した期待に沿うものだ」
https://www.fda.gov/news-events/press-announcements/fda-takes-additional-action-fight-against-covid-19-issuing-emergency-use-authorization-second-covid December 18, 2020
ここでいう「科学とデータ」とは、メーカー側が提供したもの。これに異議を唱えるまともな医師・研究者の声は完全に封殺されています。なお、FDAの言い分は、この短い動画→What is an EUA? – YouTubeで確認できます。
EUAと「ワープスピード作戦」
そしてこのEUAこそ、トランプの「ワープスピード作戦」を現実化するシステムです。
私たちは今、メディアが必要以上に①コロナ危機を煽り、長引かせ、医薬産業界が②新型コロナ肺炎の「有効な治療法(クロロキンなど)」を片っ端から否定しているのに気づいています。それは、「コロナ危機」全体が、何としても全人類ワクチンとそれによるコントロール権を手に入れたいNWOの意思を反映しているからです。
NWOは今、市民が気づかないうちに、なんとか「新社会」を構築しようと必死になっていますが、そこにからんでいるのが巨額のカネ。例えば、ワープスピード作戦のプロジェクトリーダーの、モンセフ・スラウイは、モデルナ社の現取締役であり、元GSK(HPVワクチンのメーカー)のワクチン部門の責任者だった人物です。彼はさらに、モデルナのワクチンが高評価を受けて株価が上昇した時、その機に乗じて株を売り抜け、何億ドルも稼いだと批判されています。利益相反など気にもしない連中が、今のコロナ対策の中心にいるんですね。
これらの実験ワクチンには当然、副作用や死亡の危険性があり(副作用はすでに多数出ている)、普通なら許可できません。そこで役に立つのが「ワープスピード作戦」。そして、一般市民がワクチンの危険性に気づいて、ワクチンを拒否する(ワクチン・ヘジタンシー)ことを阻止するにも、「ワープスピード作戦」による電撃的な使用許可は役にたちます。中でも「ウソに気づいてはいけない」のが、ワクチン接種主体である行政機関と、最初のモルモットである医療労働者。各国の医療関係者はおそらくそういうことなど気にもせず、上司や雇用主に言われるままに接種を受けていると思われますが、彼らが目覚めないと、一般市民も闇の中に置かれ続けます。
とにかくコロナワクチンは実験ワクチンだ!
P.S.一年間、ご愛読ありがとうございました。ここ数日も、メールやFBのコンテンツが白紙という現象に見舞われましたが、負けずに来年も多くの情報を提供してゆきたいと思います。ぜひこのブログを多くの人とシェアして下さい。山本節子 2020/12/31