都知事選に対する宇都宮氏の会見を、ここ↓で発見。「権力」「政治力」ではなく、「法の力」「市民の声」を生かしたいという、氏の真摯な姿勢がよく読み取れるんじゃないかな。
宇都宮健児氏「今回の都知事選は異常。AKB総選挙と同じ」
【会見速報】 The
Huffington Post | 投稿日:
2014年01月22日
21時11分
JST http://www.huffingtonpost.jp/2014/01/21/utsunomiya-tokyo-governer_n_4635683.html?utm_hp_ref=mostpopular
2月9日投開票の東京都知事選に立候補を予定している元日弁連会長の宇都宮健児氏(67)が1月22日、東京の日本記者クラブで記者会見を開いた。発言内容は以下の通り。
全文は長くなるので、ここでは「一本化」問題の部分だけを抜き出しましたが、都政の現況がよくわかるので、ぜひ全文お読みください。強調山本。
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Q 細川氏も脱原発だが、宇都宮さんは一本化を拒否されたと聞く。なぜ一本化に応じなかったのか。
A 脱原発市民グループから一本化をする、私にも降りてくれとの要請がずっとありました。実は昨日の深夜にも、私の自宅にもいらしてそんな話をされたかたがいた。私はこれまで、細川さんとの公開討論をやろうと呼びかけてきた。市民グループの一部は、細川さんの政策がわからない状態から、そのような動きをしていた。脱原発以外の政策も討論して一人一人に判断する材料を与えたいと呼びかけてきたが、それには応じないんです。
脱原発は一つの基本政策であるが、重要な課題だ。細川さんや小泉さんが争点にしていくことは良いことだと思う。原発がこれまで重要な争点にならないこともあった。それを呼びかけるのは良いことだと思う。しかし都政はそれだけではない。防災も福祉も重要だ。私は脱原発と同じぐらい重きをおくべきなのは、安倍政権の憲法改悪の動きに対してどういう態度を取るかだと思っている。特に特定秘密保護法。これについて細川さんは何ら見解を発表していない。そういうのを抜きにして、原発だけで一本化というのは、はなからありえない。
細川さんだけでなく、今回の都知事選は異常だ。いまだに公開の政策討論が行われていない。公開討論で、都民のみなさんに判断する材料を与えることは立候補者の使命だとおもう。それ抜きに人気投票になってしまうというのは、AKBの選挙と全く同じではないですか。そんな選挙をやっていいんですか。
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誰だっておかしい、と思っているの。でも、宇都宮氏以外は、公開討論会への参加さえ、みんなドタキャンしているから、よほど「討論」に自信がないんでしょう。恥ずべき連中です。
<都知事選>東京JCの公開討論会中止(毎日新聞社) – エキサイト … www.excite.co.jp › … › 1月18日 東京青年会議所(東京JC)は18日午前、同日午後2時から予定していた都知事選立候補予定者の公開討論会を中止すると発表した。4候補に参加を要請したが、前日本弁護士連合会長の宇都宮健児氏(67)以外の3氏…
でもアメリカ側は(はっきり言っておきます)、小泉得意の「劇場型選挙」を演出し、細川を勝たせる勝算があるのでしょうね。また、宇都宮氏に「降りて」と迫っていた「脱原発市民グループ」は、がれき問題でも各地で「紛争」を起こしていました。純粋で善意の市民運動が、いわゆる「脱原発派」によって妙な方向にねじまげられ、解体に追い込まれた、との訴えを何回聞いたことか。そこに共通するシナリオを感じていましたが、それが「都知事選」を通じて浮かび上がってきたようです。いや、今回の都知事選は面白い。ウッチャン、がんばれ。2014.1.25