南京だより

 管理人Ⅱです。諸般の事情でアップが遅れています。
これまでと違ってハードな記事になってごめんなさい。
でも、ここに記したことは、私たちも知っておくべき
ことです。こんな連中に「政治」を私物化させておいたら、
世の中、よくなりっこない!
麻生首相なんて、イヤ! 
どうしてこんな最低の人物が総裁に?
戦犯企業の後継者
 彼は単なる右翼政治家ではなく、戦争捕虜の虐待と強制
労働で知られる企業の後継者です。「麻生炭鉱」(現在は
麻生グループ)は、前身を「麻生商店」といい、すさまじ
い朝鮮人・戦争捕虜の虐待をくりかえしていました。
 ネットには次のような文章さえあります。
「日帝の朝鮮統治時代、朝鮮人労働者を強制連行し、
三井鉱山よりさらに安い賃金で酷使し、莫大な利益をあげ
ていたようでした。つまり、麻生は日本の朝鮮統治に寄生し、
その甘い汁を吸っていた」。http://www.geocities.jp/ku_da_ra/ETC/aso.htm
捕虜の強制労働
 戦争中は、197人のオーストラリア人と、101人のイギリ
ス人戦争捕虜を、餓死寸前の食糧しか与えず、危険な鉱山
労働に酷使しています。数年間に及んだこの重労働に、麻
生鉱山は一銭も払っていません…もちろん国際法違反。当
時の軍政府でさえ、捕虜労働には対価を払うよう決めてい
たのですが。
 2006年、このうちオーストラリア人の幸存者が9人が、
麻生氏の「総裁候補」に反対して不快を表明しています。
一人は同氏に手紙を出し、倫理的責任を果たすように求め
たのですが、麻生氏は「過去のことは知らない」のだそうな。
無責任は先祖代々のようです。search.japantimes.co.jp/cgi-bin/fl20060620zg.html
 麻生鉱山だけでなく、日本の大企業の戦争犯罪は、戦後
ほとんど見逃されました。しかし、1999年には三井、三菱、川
崎製鉄など五社に、戦時中の強制労働に対し保障を求め
る大型訴訟がアメリカで起こされています。私は、麻生氏
の「起用」は、この訴訟を視野に入れてのことだと考えて
おり、今後の成り行きは要注意です。
伝えられない「黒い過去」
 ……ところが、日本のサイトでは、この関連のニュースは、
まずひっかかっりません。麻生氏の「舌禍事件」は多
いけれど、背景を説明する報道はゼロ。これは、麻生氏が、吉
田茂を祖父に、安部晋三や橋本竜太郎を親戚に、皇室と
も姻戚関係のある、典型的な「閨閥」政治家だだからかも
しれません。日本の政財界は、このようにすべてが金と人
脈でつながっているので、メディアは「事実」を伝えよう
としないのです。
 超右派の彼が、米国寄りのタカ派政策を展開することは
避けられないでしょう。「戦争のモト」はいつもそのへん
に転がっているから、市民は、それに火がつかないように
見張っていなければなりません。だからこそ、市民レベル
で情報の共有はとても大切。このニュース、広くお友だち
にお伝えくだされば幸いです。

この記事を書いた人

hiromachi