ワクチン接種後死亡356件!それでも「重大な懸念は認められない」?

 昨23日、京都府のクローズドのワクチン勉強会がありました。そこで山本は「今日はコロナワクチンの副反応疑い報告が出る日。ワクチン接種後の死亡はおそらく前回の倍の400人近くになるだろう」と述べたのですが、予測はだいたいあたり、前回までの196人から、一気に356人に増えていました。

 とりあえず厚労省のサイトをそのままアップしておきます。強調山本。

▷令和3年6月23日開催 (資料はこちらNew  
 接種開始(令和3年2月17日)から令和3年6月13日までの報告分の症例が報告されました。ファイザー社ワクチン、武田/モデルナ社ワクチンについてそれぞれ報告されました。いずれのワクチンについても、これまでの報告によって引き続き安全性において重大な懸念は認められないと評価されました。なお、ワクチンにより接種対象者の年齢などの属性が大きく異なるため、2つのワクチンの単純な比較は困難であり、注意が必要とされました。
死亡例の報告について(資料1-3-11-3-21-5-1

○今回の対象期間(6月13日まで)に、ファイザー社ワクチンについて277例の報告がありました。その後6月18日までには、さらに両ワクチンを合わせて79件の報告がありました。○引き続き、個々の事例については、専門家による評価を行っていくとともに、接種対象者の属性に留意しつつ、集団としてのデータを系統的に検討していくこととされました。
○死亡例の報告に関しては、現時点において引き続きワクチンの接種体制に影響を与える重大な懸念は認められないとされました。

アナフィラキシーについて(資料1-4-11-4-21-4-31-5-1

○副反応疑い報告として製造販売業者からファイザー社ワクチンについては1,407件(23,245,041回接種中)が報告され、うち238件が専門家によりアナフィラキシー(ブライトン分類1~3)と評価されました。武田/モデルナ社ワクチンの報告は医療機関から9件(440,278回接種中)、アナフィラキシー(ブライトン分類1~3)と評価されたものはありませんでした。
○アナフィラキシーの報告に関しても、現時点において引き続きワクチンの接種体制に影響を与える重大な懸念は認められないとされました。

心筋炎・心膜炎について(資料1-5-11-5-3一般社団法人日本循環器学会提出資料

○心筋炎関連事象について検討が行われ、現時点においてワクチンの接種体制に影響を与える重大な懸念は認められないとされましたが、引き続き報告状況を注視し、その情報発信の方法を含めて検討を継続することとされました。
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 副反応報告の総数は13,752件、報告一覧(https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000796550.pdf)は753ページにもなります…印刷すると電話帳数冊分でしょう。通常、100万人に1件とされているアナフィラキシーは2300万回に対し1407件(通常23人の60倍以上)。それでもこれらの報告を判断する薬事審議会などの委員らは「現時点においてワクチン接種体制に影響を与える重大な懸念は認められない」と繰り返しています。キラーワクチンを使い続けるようメッセージを出し続けているキラー委員らのリストはこちら↓
62回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会
令和年度第11薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)
委員・参考人一覧
日時:令和323日(18:0020:00 場所:WEB会議(共用第9会議室
【副反応検討部会】
<委員>
伊藤澄信 独立行政法人国立病院機構本部総合研究センター長
倉根一郎 国立感染症研究所名誉所員
多屋馨子 国立感染症研究所感染症疫学センター予防接種総括研究官
永井利三郎 桃山学院教育大学人間教育学部教授
長谷川秀樹 国立感染症研究所インフルエンザ・呼吸器系ウイルス研究センター長
濱田篤郎 東京医科大学病院渡航者医療センター特任教授
宮川政昭 公益社団法人日本医師会常任理事 ○:部会長
森尾友宏 東京医科歯科大学発生発達病態学分野小児科教授
山縣然太朗 山梨大学大学院総合研究部医学域社会医学講座教授
<参考人>
拓弥  国際医療福祉大学大学院医学研究科循環器内科・福岡薬学部教授
【安全対策調査会】
<委員>
石井伊都子 千葉大学医学部附属病院薬剤部長
伊藤清美  武蔵野大学薬学部薬物動態学研究室教授
 明   埼玉県立小児医療センター病院長 ○:調査会長
柿崎暁   独立行政法人国立病院機構高崎総合医療センター臨床研究部長
佐藤   国立医薬品食品衛生研究所薬理部第一室長
舟越亮寛  亀田総合病院薬剤管理部長
 高齢者接種が進むにつれ死者は増えるでしょうが、それでも彼らはこのワクチンを止めようとはしません。医療関係者は誰よりも「ワクチン洗脳」が強く、何があっても「ベネフィットはリスクを上回る」というマントラから逃れられないのです。
2021/6/24

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/