ショッキング、Wi-Fiは殺人光線!

  「WIFiの健康被害に関するショッキングな十の事実」という記事を見つけたので、紹介しておきます。筆者は-Dr. Edward F. Group III, DC, ND, DACBN, DCBCN, DABFM
いつものように「超訳」なので、詳しくは原文↓を見てね。
http://www.globalhealingcenter.com/natural-health/10-shocking-facts-health-dangers-wifi/10 Shocking Facts about the Health Dangers of Wi-Fi … 

 Wi-Fiは、それが導入された1997年から、便利な反面、安全性に疑問がつきまとっていた。科学者たちは、特に、子どもに対する影響について精力的に実験を重ねてきた。おそらく最もショッキングなことは、この情報(山本注:危険性が明らかになったこと)は、決して新しいニュースではなく、物議をかもすものでもないということだろう。事実、2008年には著名な学術誌、「サイエンティフィック・アメリカン」誌は、「携帯によるマインド・コントロール」という記事で、Wi-Fiがヒトの脳にどのような危険を及ぼすかを説明していた。
 Wi-Fiがもつ危険性を以下の十の事実からみてゆこう。

1. 不眠症になる
 Wi-Fi使用後に眠るのに苦労している? 不眠の報告は非常に多く、携帯の低周波変調と眠りとの関係を調べた2007年の研究によれば、その訴えは増加している。実験は本物の携帯と偽物の携帯を用いて行われたが、電磁波に晒された被験者は眠るまでに明らかなこんなんを伴い、また、脳はの変化が見られた。 [2]。携帯のそば、あるいは、多数のWiFiシグナルが飛び交っているアパートなどでは、絶え間ない電磁波公害にさらされるため、慢性的な不眠がもたされる。失眠はより大きな問題の引き金にもなるし、うつや躁などにもつながる。 [3]

2.子どもの成長を阻害する
 WiFiの非熱無線電波にさらされると、特に胎児の場合、細胞の普通に発達がかく乱される。2004年の動物実験は肝臓の発達の遅れがみられた[4]。これは2009年のオーストラリアの調査でも確認された。事実、この実験におけるタンパク質合成のかく乱は大きく、著者らはわざわざ、「これは特に発達組織の中の、つまり、子どもや若者の細胞特性だと鑑定される」と述べている。若者は電磁波の影響により過敏であり[5]、リスクも高い。

3.細胞の発達に影響する

  デンマークの9年生の女生徒たちが、頭のそばに携帯を置いて眠った翌日、集中できないのに気づき、水セリ(植物)に対してWi-Fiルーターの影響を試してみた。一部はWI-Fiなしの環境で育て、一部は携帯と同じ量の電波を出しているルーターのそばで栽培したところ、電波を浴びた方は育たなかった [6]。(山本注・有名な実験で,当時ー2013年ーマスコミも報道していました)。

4.脳機能を狂わせる
 科学者たちも4Gの電磁波が脳の機能に影響することに気づいた。MRI技術を用いた実験によると(2014年)、4Gの電磁波に被曝した人は脳のさまざまな部分で、脳機能の低下が見られた [7]

5.女性の脳活動が低下する
 健康な男女15人ずつのボランティアに対し、簡単な記憶テストを行った。まず、Wi-Fiの照射なしの場合は問題なし。次に、2.4GHzのWI-Fiのアクセスポイントに45分滞在させて脳波を計測したところ、女性の脳活動とエネルギーレベルに明らかな変化が見られた[8] 。女性のみなさん、すみません! でも男性も喜ぶのは早いよ!

6. 精子が中和化する

 PCの熱によって精子が殺されることは長いこと知られてきたが、今や男性の性的能力を脅かしているのは「熱」だけではない。研究によれば、Wi-Fi電磁波は精子の動きを鈍くし、DNAの破砕を起こす [9] 。ヒトも動物も、実験によって、同じように精子に悪影響が現れることが確認された[10] [11]

7. 受胎能力にも影響するおそれ

 精子のみならず、電磁波によっては卵子の着床を妨げることが研究で示された。一日2時間の電磁波を45日間照射されたネズミは、酸化ストレスレベルがかなり高くなった。照射による細胞ダメージとDNA構造への影響が、妊娠異常や着床失敗をもたらした可能性が強く示唆された [12]。スエーデンのカロリンスカ研究所は2011年、次のような警告を出している:

  • 妊婦はワイヤレスを使わないこと、他のユーザーからも距離を置くように注意しなければならない
  • 現在のアメリカ(カナダも)の無線技術における高周波とマイクロ波放射に対する基準は完全に不適切だ
  • また、その「安全基準」も胎児のことを完全に無視している・・・[13] .

8.心臓のストレスを引き起こす
 3GやLTE携帯のワイヤレスに囲まれているとどきどきすると感じたら、問題は脳ではないかもしれない。69名を対象にした実験で、多くの被験者が、電磁波に対して事実、物理的な身体的反応を示したとの報告がある。どんな反応かって? ストレス下にある人と同じように、心拍数が高まったのだ
[14

9. がんになる?
  これは大きな論争になっているが、動物実験では、電磁波にさらされた動物の多くで腫瘍の発生が増加したことを無視はできない(山本注:電磁界はすでに2011年、IARCが2Bレベルの発がん性認定しています)。ヒトの研究は少ないが、乳がんを患った21歳の女性の研究では、家族はガンの家系ではなかったが、女性はいつも携帯を入れていた場所ーブラーにがんができたことが明らかになった[15]

10. 自分で自分を守ろう
 マスメディアはー特に米とカナダではー証明された電磁波の危険性を今も無視しているが(山本注:日本はもっとひどい)、研究者は電磁波被曝を避ける方法を提示している。 まず、電磁波に被爆するとメラトニン(山本注・ホルモンの一種)の量が減ることがわかっているので、被曝を相殺するためにサプリなどを摂ること[16] [17] [18] 。動物実験では、2.4GHzの放射にさらされた場合、L-カルニチンが栄養素の抗酸化を促した [19] [20]

 メラトニンもL-カルニチンも栄養素レベルでの防衛で、被曝をブロックするわけではない。防衛は非常に難しいが、地図を手にいれて、携帯の会社の位置、あなたのスマホのWi-Fiネットワークがどうなっているかみてみるといい。私たちあh電磁波に取り囲まれ、爆撃されている。それをブロックするには、なによりまず、携帯やラップトップ、タブレットを身体のそばにおいておかないこと。使用していない時は電源を切ることだ(ルーターも)。電磁波を防ぐ機器も開発されているので、それはここ↓をみるといいだろう。
 these ways to protect yourself from laptop radiation and cell phone radiation

 つまり、携帯などの電磁波は「殺人光線」なわけです。すぐにでも電車や建物の中での携帯電話の使用に規制をかけるべきですが、日本には消費者を代弁する組織・団体もないし、メディアは沈黙、学識者は99%が「御用」なので、とにかくまずは「自己防衛」が大事。
特に、携帯を子どものおもちゃにさせているお知り合いがいたら、ぜひこの記事を見せてあげてね。なお、下は作者の執念がこもった参考文献(ぜ~んぶ学術論文)です。英語文献をほとんど読まない日本の御用学者、これに反論できるでしょうかね。2015.7.28
References:

  1. Fields, R. Douglas. Mind Control by Cell Phone. May 7, 2008. (last accessed 2014-04-01)
  2. Hung CS, Anderson C, Horne JA, McEvoy P. Mobile phone ‘talk-mode’ signal delays EEG-determined sleep onset. Neurosci Lett. 2007 Jun 21;421(1):82-6. Epub 2007 May 24.
  3. Cunnington D, Junge MF, Fernando AT. Insomnia: prevalence, consequences and effective treatment. Med J Aust. 2013 Oct 21;199(8):S36-40.
  4. Pyrpasopoulou A, Kotoula V, Cheva A, Hytiroglou P, Nikolakaki E, Magras IN, Xenos TD, Tsiboukis TD, Karkavelas G. Bone morphogenetic protein expression in newborn rat kidneys after prenatal exposure to radiofrequency radiation. Bioelectromagnetics. 2004 Apr;25(3):216-27.
  5. AUVA REPORT: Nonthermal Effects Confirmed; Exposure Limits Challenged; Precaution Demanded. Edition July 21, 2009. (last accessed 2014-04-01)
  6. Bohn, Mathias. Student Science Experiment Finds Plants Won’t Grow Near Wi-fi Router. (last accessed 2014-04-01)
  7. Lv B, Chen Z, Wu T, Shao Q, Yan D, Ma L, Lu K, Xie Y. The alteration of spontaneous low frequency oscillations caused by acute electromagnetic fields exposure. Clin Neurophysiol. 2013 Sep 4. pii: S1388-2457(13)00976-0. doi: 10.1016/j.clinph.2013.07.018.
  8. Maganioti A. E. et al., 2010. Wi-Fi electromagnetic fields exert gender related alterations on EEG. 6th International Workshop on Biological Effects of Electromagnetic fields. (last accessed 2014-04-01)
  9. Avendaño C. et al. Use
    of laptop computers connected to internet through Wi-Fi decreases human
    sperm motility and increases sperm DNA fragmentation.
    Fertility and Sterility 97(1): 39-45.
  10. Atasoy H.I. et al. Immunohistopathologic
    demonstration of deleterious effects on growing rat testes of
    radiofrequency waves emitted from conventional Wi-Fi devices.
    Journal of Pediatric Urology 9(2): 223-229.
  11. Kesari KK, Behari J. Microwave exposure affecting reproductive system in male rats. Appl Biochem Biotechnol. 2010 Sep;162(2):416-28. doi: 10.1007/s12010-009-8722-9. Epub 2009 Sep 19.
  12. Shahin S, Singh VP, Shukla RK, Dhawan A, Gangwar RK, Singh SP, Chaturvedi CM. 2.45 GHz microwave irradiation-induced oxidative stress affects implantation or pregnancy in mice, Mus musculus. Appl Biochem Biotechnol. 2013 Mar;169(5):1727-51. doi: 10.1007/s12010-012-0079-9. Epub 2013 Jan 22.
  13. Karolinska Institute Department of Neuroscience, Stockholm, Sweden. LATEST WARNING: Wi-Fi Dangerous to Children and Pregnant Women – Must Read! February 3, 2011. (last accessed 2014-04-01)
  14. Havas M. and Marrongelle J. Replication of heart rate variability provocation study with 2.45GHz cordless phone confirms original findings. Electromagn Biol Med 32(2): 253-266.
  15. KTVU.com. Doctors warn of breast-cancer link to keeping cell phone in bra. Posted November 13, 2012. (last accessed 2014-04-01)
  16. Aynali G. et al., Modulation of wireless (2.45 GHz)-induced oxidative toxicity in laryngotracheal mucosa of rat by melatonin. Eur Arch Otorhinolaryngol 270(5): 1695-1700.
  17. Nazrolu M. et al. Melatonin
    modulates wireless (2.45 GHz)-induced oxidative injury through TRPM2
    and voltage gated Ca(2+) channels in brain and dorsal root ganglion in
    rat.
    Physiol Behav. 105(3): 683-92.
  18. Oksay T. et al. Protective effects of melatonin against oxidative injury in rat testis induced by wireless (2.45 GHz) devices. Andrologia doi: 10.1111/and.12044.
  19. Gumral N. et al. Effects of selenium and L-carnitine on oxidative stress in blood of rat induced by 2.45-GHz radiation from wireless devices. Biol Trace Elem Res. 132(1-3): 153-163.
  20. Nazirolu M. and Gumral. Modulator
    effects of L-carnitine and selenium on wireless devices (2.45
    GHz)-induced oxidative stress and electroencephalography records in
    brain of rat.
    Int J Radiat Biol. 85(8): 680-689.

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/