ケータイの危険、こんなに

 ついでに携帯と人体被害をまとめた記事があったので、紹介しておきます。これだけでてくると、「危険物取り扱い説明書」が要りますね。子ども・若者にはこのことをよく言ってあげてください。
 頭部―――脳腫瘍のリスク増大
 米・ジョージア大学脳腫瘍センターの主任教授によると「我々の最新の研究でも、これまでと同じく、形態をかけると脳腫瘍を罹患する潜在リスクが高まることがわかった」。スエーデンのボレブロ大学医院の専門家も、毎日携帯を1時間かけ続けると、脳腫瘍のリスクが高まるとの研究結果を発表している。アドバイス電話がつながる5秒前には決して携帯を耳に当てないように。
  眼―――白内障の危険性 
 中国・浙江大学眼科研究所の所長らによる、8年間の研究の結果、携帯の電磁波が国際使用安全基準値の範囲内でも、長時間使用すると眼など人体に損傷が及ぶことがあきらかになった。携帯のマイクロ波が眼の水晶体を傷つけ、細胞間の特殊連結機能を破壊するのだ。連続して2時間かけると水晶体の損傷は避けられない。アドバイス:通話はなるべく短く。熱愛中のカップルでも、せめて30分以内に。
  骨―――電磁波が骨粗鬆症を招く
 トルコ・スレイマン・ダミレイア大学の研究チームは、携帯の電磁波が骨密度を低め、骨粗鬆症になる可能性を発見した。彼らは携帯をよく人々150名(腰ポケットに入れている、平均毎日15時間は使う・・・訳者注:1.5時間の間違いではないかとおもわれます。15時間はありえん)の骨盤の骨密度をレントゲンで調べたところ、携帯に近いところの骨密度が低くなっていることが確かめられたそう。アドバイス:携帯は身に着けず、カバンに入れて持ち歩くこと。体から離すほどよい。
  皮膚―――「携帯皮膚炎」
 現在、耳や頬、あるいは手指に原因不明の湿疹ができる人が増えているが、これは携帯による皮膚過敏のせいではないかと疑う医師は多い。イギリスの皮膚科医学会は、携帯表面のめっき材料に長時間ふれて、過敏反応がおきて皮膚に赤い発疹ができるのではないかと指摘している。アドバイス:できればハンドフリーで使う。長いこと触らない。
  
  精子―――精子の三割が殺される
 携帯の発する電磁波(RF‐EMW)は人の精子に悪影響を与えることが発見されている。これは携帯電磁波の影響を受けている人の精液と、受けていない人の精液を調べた結果わかったもの。RF‐EMW波の影響を受けた精液中の精子は活動力も生存能力も明らかに低下していた。アドバイス:あなたの「幸福」のため、性器に近いポケットに携帯を入れるのだけは絶対やめるよう。
  睡眠---睡眠能力がさがる
 スエーデンとアメリカの専門家たちが、18歳から45歳までの男性35名と女性36名を対象に行った調査で、携帯の影響が強いほど、深い睡眠に入るまで時間がかかることがわかった。原因は携帯の電磁波が脳神経を緊張させ、睡眠能力を低めるからだという。アドバイス寝る前に携帯をかけない。夜はオフにして休みましょう。
  
  仕事への影響---創造力と効率の低下
 人は集中して仕事・勉強しているとき、電話がかかってくると、少なくとも15分間は元の状態に戻れない。さらに問題は、着信音が大きいと、やむをえず仕事を手放さなければならず、仕事の効率が大きく低下し、精神にも影響する。仕事中の携帯の着信音は創造力や記憶力にも悪い影響を与えることもわかっている。アドバイス:集中が必要な仕事の場では携帯をオフに。電話が必要な時は固定電話を使うべき。2011.6.12
(参考)
http://health.msn.com.cn/healthcare/20110313/21571211282.shtml  

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/