いつか : マーチン・ルーサー・キング

私が購読しているグローバルリサーチhttp://www.globalresearch.ca/index.php?context=va&aid=28422が、新年にあたってキング牧師の小さな風刺詩を載せてくれたので、みなさまにも紹介します。定訳もあるでしょうが、以下は山本訳。この問いかけに、放射能だとか原発だとか、公害だとか大気汚染とか入れて見ると、私たちが住んでいる社会の底知れぬ深淵が見えてくるかもしれません。今年もよろしく。
いつか、
若者たちは理解できない言葉を学ぶことだろう
インドの子どもたちは「飢えって何?」と
アラバマの子どもたちは「人種差別って何?」と
広島の子どもたちは「原爆って何?」と
学校の子どもたちは「戦争って何?」と
そしてあなたは、答えてこう言うのだ:
「それはね、もう使われなくなった言葉だよ。
『駅馬車』や『平底船』、『奴隷』のように、
もう意味がなくなって、辞書から削除された言葉なのだ」と
マーチン・ルーサー・キング


One day,
Youngsters will learn words they will not understand, 
Children from India will ask: “What is hunger?”
Children from Alabama will ask: “What is racial segregation?”
Children from Hiroshima will ask: “What is the atomic bomb?”
Children at school will ask: “What is war?”
You will answer them, you will tell them:
 “Those are words not used any more,
Like ‘stage-coaches’, ‘galleys’ or ‘slavery’,
Words no longer meaningful,
That is why they have been removed from dictionaries.”
 Martin Luther King

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/