HPVワクチンを打ったのに子宮頸がんになった…

 本ブログの読者から、「『コウノドリ』というドラマに出ていた高橋メアリージュンさん、2011年にHPVVを打っていたようですが、子宮頸がんになっていたそうです」との情報と関連アドレスをいただきました。どうもありがとう!

 

「DSクリニックで子宮頸ガンを予防するワクチンを打ってきました。計3回のうちの今日が3回目。かなりほっとしています。どの女性もなっておかしくない子宮頸ガン。その確率が今日でとりあえず20年くらい予防できるんですもの。
健康に越したことはない。自分の体であり、奇跡を生む体でもあり、誰かに愛されてる体でもある。
大切にしたいし、守れるうちに守っておきたい。子宮頸ガン予防のワクチンをお勧めします。」
 若くてきれいな女優さん、あの311当事のメディアによる大キャンペーンを見て接種を決めたのでしょう。しかし、その後の副反応続出によってHPVワクチンの信頼性はがた落ち、厚労省も積極勧奨を中止したため接種率が急落したのはよく知られるところ。
そこで医薬産業界は、テレビドラマ「コウノドリ」を全面支援して「子宮頸がんはワクチンで予防できる」というキャンペーンを張ったのですが、接種率は回復せず。それどころか、このドラマに出演した彼女がまさかの子宮頸がんになっていたとは・・・
高橋メアリージュン子宮頸がんを告白…

http://news.livedoor.com/article/detail/14169735/

 … 『2016年11月8日。願掛けも兼ねて、29歳の誕生日に検査結果を聞きに病院 へ向かいました。撮影では馴染み深い診察室。白衣の医師とふたり。ごくふつうの風景の中で、 医師は、「高橋さん、検査の結果、がんが見つかりました」まるでなんてこともないようにそう言いました』 
これまでも難病・潰瘍性大腸炎や顔面神経麻痺などを経験してきた彼女。そこに新たな「壁」が立ちはだかったのです。転移していれば「抗がん剤治療」もしくは「子宮摘出」を考えなければいけない。「抗がん剤は高いと聞く。子宮を残したい」その思いは感情を揺さぶりました。(中略)その後の検査で、彼女は子宮頸がんを克服したことを医師から告げられます。さまざまな経験を経て、想ったこと、それが同書。「人生一度きり。伝えたいことを伝えよう」
 「克服」後に出版した本で、子宮頸がんのことを伝えているようですが、あるいはPHVワクチンによって子宮頸がんになったのかもしれないと感じました。というのは、「HPV16と18に既に感染している場合、ワクチンを打つと前がん病変発症のリスクが悪くすると44.6%高まる」ことがわかっていたからです。これは2006年、ガーダシルの承認を求めて、メーカーのGSKがアメリカ食品医薬品局に提出した資料に記されていた文章です。https://www.boards.ie/b/thread/2055979496
 この記述を裏付けるように、その後2008~2010にかけて、世界各地でHPVワクチン被害が深刻化し、各地でHPVワクチン反対の運動が起きるのですが、そういう情報がほとんど入らない日本では、テレビキャンペーンなどにころりと騙され、多くの少女たちがHPVを打ってしまった。そして、政府も、「危険性が明らかになった」後になってHPVを定期接種にするという大きな間違いを犯してしまった。その二ヶ月後、積極勧奨を停止したのは、むしろ厚労省の大勇断だったのです。
 そこで、医薬産業界は、今また「マドックス賞」という怪しい賞を怪しい「ジャーナリスト」に与えて、再度、HPVワクチンの接種率をあげようとはかっているのですが、普通の理解力があれば、みんなもうだまされないから。
 HPVワクチンは政治的意図をもった、人類を害するワクチンです。
 来月24日は三重県の桑名でこのテーマで話をしますので、近くの方、聞きにきて下さいね。詳細はいずれ。2018.1.24
 

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/