GSK社、ワクチン接種中止を求める



 11月23日、「ワクチンに副作用か?」という記事が出ました。
英のグラクソ・スミスクライン社(GSK社)が、自社のワクチンは
重いアレルギー反応が出るとして、政府に接種中止を求めたと
いいます。日本は同ワクチン3700万人分の購入契約を結び、
「特例承認」で来月にも輸入予定でした。65歳以上用だそう。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091123-00000039-jij-soci


 皮肉なことに、厚生労働省の専門家検討会が「豚フルワク
チンには重大な問題はない」と発表したばかり(11月21日)。
臨床試験で重い副作用が0.03%あり、接種後死亡例も21件
あったというのに、原因は「持病の悪化」とおそまつすぎる結
論に、それみたことかという感じ(この検討会、名簿さえ検索
できません)。
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20091121-OYT1T00779.htm
 ところで、上の記事の原典を見ると、17万人分のバッチが
通常より強いアナフィラキシーを起こすとして、GSK社がリコール
をかけた、とあります。これほどはっきり副作用を認めていては、
疑問符「?」をつける段階ではありません。薬物によるアナフ
ィラキシーとは、抹消神経虚脱、血流減少なを起こし、死に至る
症状。十分危険なのです。
 疑われているのが、アジュバンドという物質です。これは、免
疫力を高めるために加える化学物質のことで、免疫補助剤という
ようですが、「怖いワクチンの中身」リストでは、これにあたる
のが水酸化アルミニウムです。しかし、GSK社のワクチンのアジ
ュバンドが何か、今の段階ではわかりません。スクアランかもし
れませんね。とにかく、ワクチンを打つ前に、じっくり考えて。
2009.11.23

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/