燃え上がる反トランプデモ

「ノー・キング」「ノー・エプスタイン」デモ

 3月最後の土曜日、ドナルド・トランプ氏に対する抗議の、「ノー・キングス(王はいらない)」デモが世界中で行われました。アメリカだけでも3200件ものイベントが開催され、何百万人もの人々が、法を無視して、私利私欲に走ったトランプ・ファシスト政権に対し、怒りを爆発させました。上のワシントンDCで行われたデモには、「奴らを逮捕しろ!」という横断幕も登場しました。私もこれに強く共感します。https://www.theguardian.com/us-news/gallery/2026/mar/28/no-kings-protests-across-the-world-in-pictures

 なお、写真右側のカエルの着ぐるみの人は、「ノーキングス」と、「ノー・エプスタイン」と書いたメッセージを掲げています・・・多くの人々は、トランプの理由不明なイラン攻撃が、「エプスタイン(小児性愛)事件」隠ぺいであることをはっきり認識しているようです。動画は→https://www.youtube.com/watch?v=DT4g1peErRY とかhttps://www.youtube.com/watch?v=WchnZFDgBGs写真や動画は「ノー・キングス デモ」で検索すると山のように出てきます。

 この強い反米、反トランプの動きを受けて、日本政府もホルムズ湾への自衛隊派遣をあきらめたようです。3月13日段階では首相「自衛隊派遣決まってない」 ホルムズ海峡での船舶護衛巡り と発表していましたが、実際はアメリカ側からせっつかれ、迷っている状況でした。3月15日「ホルムズ海峡護衛」日本板挟み 政府高官、護衛艦の派遣に慎重日本経済新聞 、「板挟み」とは、戦況がアメリカ有利なら派遣しようと考えていたという意味です。しかし、19日、訪米した高市は、トランプの強い「自衛隊派遣要請」に、明確な「ノー」を言わないまま帰国しました。国際外交の場で、明確に国家意思を伝えるという首相の責務を果たせなかったのですね。そのあやふやな態度が、3月23日、米国連大使「日本が自衛隊による支援を約束」 ホルムズ海峡 という発表を招きます。大使の発言は出演していたCBSTVの中のことであり、日本を持ち出して、派兵や支援を嫌がる他の同盟国を動かそうとしたわけ。この件に関し、木原稔官房長官は23日午前「日本として何か具体的な約束をしたとの事実はない」と否定していますが、国連大使の発言が事実無根なら、文書抗議くらいすべきですが、そうしたという情報はなく、何かしらアバウトな約束をしてきたのではないかと推測できます。

 ちなみに日本国内でも、米とトランプの評判は最低。こんな国と軍事同盟を結んでいるのも最低。

米国が核兵器開発の阻止を理由に、イスラエルと共同でイランを武力攻撃したことについては「支持しない」が72%に上り、「支持する」の10%を大きく上回った。米国支援のための中東への自衛隊派遣については「派遣すべきではない」が最多の49%で、「停戦後なら派遣してもよい」の33%を上回った。「停戦前でも派遣すべきだ」は4%にとどまった。首相は19日(日本時間20日)、トランプ米大統領と会談し、イランが事実上封鎖するホルムズ海峡の安全確保などを巡って協議し、事態沈静化の重要性を訴えた。日米首脳会談を「評価する」との回答は…https://mainichi.jp/articles/20260329/k00/00m/010/194000c

 いずれにせよ、日本軍(自衛隊)の出動を止めたのは、世界各国の普通の人々です。市民は心から戦争に反対し、穏やかで恐怖がない毎日を送りたいと心から願っており、グローバルエリートに脅かされたり、だまされたりすくことを拒否している・・・そのためには市民も情報リテラシーを高め、行動を起こす準備が必要ですね。山本もデモにも参加したいのですが、今は、みなさんに現実を伝えることを優先しています。どうぞ本ブログを広めてください。2026.3.30

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/