陸自ヘリ墜落事件、原因はワクチンかも

 新任の指揮官ら10人を載せた陸自ヘリが原因不明で海上に落下。なぜか「墜落」という言葉は使われていませんが、下は、その言葉を使ったスポニチの記事の転載です。山本の見方は末尾に。

指揮官不明、防衛省に衝撃…陸自ヘリ墜落か 第8師団長ら搭乗 3月の点検では機体に問題なし [ 2023年4月8日 05:30 ]沖縄県の宮古島付近で6日、10人が乗った陸上自衛隊UH60JAヘリコプターが行方不明になった事故で、3月の点検などで機体に問題ないと判断されていたことが7日、分かった。急なトラブルで墜落した可能性がある。ヘリには第8師団の坂本雄一師団長(55)も搭乗。中国が海洋進出を強める中、同師団は南西諸島への展開が想定されている第一線部隊で、指揮官不明という事態に防衛省・自衛隊には計り知れない衝撃が走っている。

 ヘリは3月20~28日、50時間飛行した機体が対象の「特別点検」を受け、さらに、1時間の飛行で安全面に問題がないか確かめた。その結果、機体に問題はないと判断された。ほぼ予定通りのルートを飛行し、レーダーから機影が消える約2分前には空港の管制と交信。離陸からの約10分間で急なトラブルが起き墜落した可能性がある。自衛隊の艦艇や航空機、海上保安庁の巡視船は7日も捜索、「陸上自衛隊」と書かれた救命用ボートなどを発見した。折り畳まれた状態で、広げる時間がないほど事態が急変したことがうかがえる。陸自機の事故では、1968年2月に愛媛県内で8人が死亡したヘリ墜落が過去最大。

 坂本師団長は防衛大を卒業し91年に入隊。これまでに第3普通科連隊長、陸上総隊司令部の運用部長、第12旅団長などを歴任。防衛政策の立案に携わるなど中枢を担ってきた。階級は最も高い「陸将」。3月30日付で着任したばかりだった。元部下は「一言で言えば誠実。部下の面倒見も良く人望は厚い」と人柄を明かした。

 防衛省は、搭乗者が師団司令部5人、師団傘下の第8飛行隊4人、宮古島に拠点を置く宮古警備隊1人と明らかにした。陸自は飛行について、坂本師団長らが周辺の地形を視察するのが目的だったと説明。着任した幹部による視察は普段から行われているという。第8師団の司令部が置かれているのは、北熊本駐屯地(熊本市)。その指揮官が約1000キロも離れた宮古島周辺の視察に当たったのは、台湾有事が懸念される中、同師団が南西諸島への展開も想定されているためだ。
 九州・沖縄方面をカバーする陸自西部方面隊の基幹部隊で、隊員数は約5000人。熊本、宮崎、鹿児島3県の防衛や災害派遣などの任務にあたる一方、有事対応で機動的に展開する「機動師団」と位置付けられている。具体的には南西諸島への急派。戦闘状態となれば、優先的に最前線に送られるもので、全国に9つある師団の中でも最重要視されている。師団公式サイトでは「鎮西機動師団」と称している。(中略)
≪浜田防衛相 中国軍艦との関連性「報告入っていない」≫今回の事故直前には、中国海軍の情報収集艦1隻が沖縄本島と宮古島の間の海域を通過。7日の衆院安全保障委員会で立憲民主党の玄葉光一郎氏は、事故と軍艦通過との関連性について「完全にない、絶対にないと断定していいのか」と質問した。これに対し、浜田靖一防衛相は「私への報告では、今のところ入っていない」と説明。その一方、機体の破片などの回収作業が続く現状に触れた上で「我々としてはいろいろと情報収集しながらやっていきたいが、今ここで確たることを話すことはちょっと差し控えておきたい」と述べた。
 ▽UH60JAヘリコプター 陸上自衛隊の多用途ヘリ。部隊同士をつなぎ、隊員や物資の輸送に当たる。離島からの急患輸送や災害派遣に投入されることもある。これまで機体の安全性が高いとされており、浜田靖一防衛相は7日の国会で「さまざまな訓練に参加し、大変安定していた」と説明した。乗員はパイロットを含め計14人。陸自は40機を保有している。

 たまたま、中国が米台の急接近に強い怒りを示しているというタイミングです。これがニセ旗なら、「事故」ではなく、「事件」をほのめかす言葉が使われているはずですが、そうじゃない。(新任指揮官を迎えた)通常の視察、機体は万全、二分前の交信でも異状なし、しかし救命ボートを広げることもできなかったほどの突発的な墜落・・・私はパイロットに問題が起きたと思いますけどね。つまり、コロナワクチンによる突然死を疑うのが筋ではないか。

 そのことは、アメリカの連邦航空局FAAが、コロナワクチン接種後のパイロットの心臓状態が非常に悪化していることを認識し、心電図検査の基準を緩めていたことからもわかりますーそうしなければパイロットが確保できないという意味ですが、ひそかに行われたこの「基準緩和」を発見したのは、民間の医師でした。以下、 AA Makes Major Change to Health Requirements for Pilots, Raising Alarm の簡訳です。

FAAによるパイロットの健康基準の変更は、飛行への懸念を高める

2023年1月18日 ワクチン安全研究財団の創設者スティーブ・カーシュは、2022年10月版のFAA Guide for Aviation Medical Examinersで、パイロットの健康指標の範囲が大きく拡大されたことに気づいた。「それまでは心機能の指標であるPRは、0.12から0.2の範囲だったが、それが0.12から0.3とされ、実際はもっと高いかもしれない。この範囲は非常に広く、心筋梗塞のある人にも対応できる(心臓の持病があっても操縦可能という意味)」。FAAがなぜこのような変更を行ったのか、Foxニュースのタッカー・カールソンがFAAに問い合わせたところ、「データと科学に基づく標準的なプロセスに従っている」との答えが返ったが、そのデータは提供されなかった。

この件に関し、陸軍の飛行外科医であるテレサ・ロング中佐は、変更の理由は「非常に不明瞭」であり、新指標は安全性の向上にはつながらないと述べる。なぜなら、飛行は「データ主導」かつ「全てはリスク軽減が中心」であり、健康基準の許容範囲を広くげると、心疾患をもつパイロットが発見されず、国民をリスクにさらすことになる」からだ。

ロング氏は2021年、ロン・ジョンソン上院議員が主催したワクチン義務化とワクチン被害に関するパネルディスカッションで、ワクチンを接種したパイロットに何がおきたかについて語った。「私がクリニックで診察した5人の患者のうち、2人はワクチン接種後数日から数週間後に胸痛を呈し、その後心膜炎と診断され、検査を受けました」「3人目は、接種後、24時間、酔っているような慢性的疲労を感じていました」「3人のパイロットの全員をワクチン副作用のため降機させなければならなかった日もありました」「しかし私がワクチンに関する懸念を司令部に報告した翌日、私の患者はキャンセルされ、私の勤務表が調べられ、私はもう急病患者を見ることはない、診察できるのは身体検査を受ける健康なパイロットだけだと告げられました」。

 航空業界でも、パイロット初め客室乗務員全員がコロナワクチンを接種しているはずですが、中でも緊張感を強いられるコックピットは、ワクチン由来心筋炎ー心停止がきわめて起こりやすい環境です。自衛隊がコロナワクチンをどう判断しているのか知りませんが(おそらく何も考えていない)、中国や北朝鮮の「脅威」という、証明もされていない「外部の敵」に備えるより、同胞を密かに健康悪化と死に追いやる医療悪行という「内部の敵」を制圧するのが先ではないのか。2023.4.8

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/