「コロナ・レジスタンス」情報は極めて限られていますが、今日はどっとその筋のニュースがはいりました。
EUではコロナ規制がさらに厳格化され、各国の市民がこれに抵抗しています。
↓はオランダの外出禁止令に反対する「暴動」を報じた英・ガーディアンの動画。
1:26
Netherlands shaken by third night of riots over Covid curfew
↓はBBCの報道(https://www.bbc.com/news/world-europe-55799919)の抄訳。
コロナ:オランダ外出禁止令暴動、三日目
オランダでは外出禁止令に反対する暴徒と機動隊の衝突が三日目に入り、10の都市で180人以上が逮捕された。Rutte首相は「犯罪的な暴動だ」と反対運動を非難し、法相は「外出禁止令は続ける」、警察庁長官は「暴徒はもはや集会・表現の自由とは何の関係もない」と述べた。コロナ感染を追っている米のジョンズ・ホプキンス大学によれば、コロナ・アウトブレイク以来、オランダの感染確定者は100万人近く、コロナ死は13,500人になる。政府は最近、午後9時から翌朝4時半までの夜間外出禁止令を出した。違反したら95ユーロ(≒12,000円)の罰金が課される。
多くの町や市で暴動はさらに激化し、ロッテルダムとアムステルダムなどでは機動隊と暴徒の衝突が起きた。ロッテルダムでは警察官10名が負傷したとされる。全国で184人が逮捕され、アムステルダム市長は、「若者を外出させないよう」両親に訴えた。
ザ・ハーグでは花火が打ち上げられ、自転車の警官隊が、石を投げたり花火をあげたりしていたグループを散らそうとした。デン・ボッシュでは暴動が起き、暴徒は花火をあげ、窓ガラスを壊し、スーパーを略奪し、車をひっくり返した。暴動へ加わろうとする人間を阻止するために、町に至る道路は封鎖され、Mikkers 市長は、集会を禁止する非常事態命令を出した。
この不満の爆発はオランダ全体を揺るがした。この暴動は、(規制に対し)合法的に対処できない若者の単なる不満のはけ口だろうか。マスクは、彼らのアイデンティティを隠し、欲求不満をぶつけるのを可能にするのだろうか?さらに不吉なことに、ソーシャルメディア上を飛び交っている公然非公然のメッセージが、彼らの怒りを掻き立てている。一部政治家さえ間違った情報を広めている。近隣諸国が規則緩和しているのに、オランダで夜間外出禁止令を出したのは、規制強化の転換点になるのではないかと懸念する人もいる。オランダの大多数の人々は門限を平和的に守っている。
当初、市民の不安は、第二次世界大戦中のナチス占領から課され続けた最初の「外出禁止令」への反応だと見られていた。これに対し、ルッテ首相、暴動者は単なる犯罪者であり、そのように扱われると述べてこの不安を打ち消した。各都市の不安は消えず、総選挙まで二か月を切った時点で、有権者は弱い立場におかれ、町は不安定になっている。…
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で、いくつかコメントしときます。
何より指摘しておきたいのは、オランダの「感染者数」を、アメリカの大学が発表するという不自然さ。ジョンズ・ホプキンズ大学は例の「EVENT201」の主催者の一つ、コロナ問題に関しては、世界統一政府の情報局という立場なのですね。この場合、感染者=患者の水増し指示もこの辺から出ていてもおかしくない。
次に「反対派=暴徒」と一括りしているのは、さすがBBC。でも、市長が親に「若者のステイホームを」と頼むくらいだから、外で騒いでいるのは不満をもつ一般市民であることは、行政も把握しているはずです。動画を見ても市民は丸腰だし。でも、政権にとって、この市民のレジスタンスは何とか抑え込まなければなりません。そうしないと国民皆ワクチン計画がすんなりいかない。
この場合、よくあるのが「プロ暴徒を雇う」こと(今回はどうだか不明…でも日本でもよく使われた手です)。そしてメディアを使うこと。そこでBBCは、この動きを「暴徒」と決めつけ、「大多数は門限をきちんと守っている」「反対するのはごく一部」。さらに「みなを煽っているのはソーシャルメディアだ」と、市民に「反対行動は損だよ」と告げ、暗に取り締まり強化を主張しているわけ。 最近の講演でもお話しましたが、コロナは完全にフェイク(偽病作戦)です。そしてこの作戦はメディアの全面協力なしには成り立ちません。
なおオランダではWW2以後も市民権が抑えられていた歴史があったのは初めて知りました。でも当時より今回の外出禁止令が厳しいのは間違いありません。だって、例外なし、罰金つき、反対したら「暴徒=犯罪者」決定なのだから・・・社会はますますオーウェル化しています。それを止められるのは一般市民ですが。
2021/1/27