前記事の続き。
カリフォルニア州議会の「ワクチン矯正法(SB276)」成立を阻止しようと、集まったママたちのうち、少なくとも6人が逮捕のれていたとのことです。下の写真はそのうちの三人。彼女たちは議員の入場を阻止しようとドアの前に立ちはだかり、警察官がうながしてもどかなかったことから逮捕に至ったようですが、意外なことに、「ワクチン反対」運動での逮捕者はこれが初めて。
なお、議会はその後、法案を可決し、ニューサム知事がこれにサインして成立しています。
つまり、カリフォルニア州は、もう安心して住める地域ではなくなったということです。特に小さな子どもを持つ家庭には。
この日、カリフォルニア州の議事堂は、朝から不穏な空気に包まれていました。本来なら「子供の健康を守る」政策に市民が反対するはずはありません。しかし、世界最多のワクチン接種国・アメリカでは、ワクチン被害、特に自閉症の爆発的増加に、さすがの親たちも自衛せざるを得なくなっているのです。それがはっきりしたのは、前回2015年のSB276成立以後、「医学的理由によるワクチン免除」が増えたこと。医薬産業界側はそれに対抗するため、今回の改正により、医師の「医学的理由によるワクチン免除」をより厳しくしたようです。
話にならない汚さですが、これに怒った親たちは、上院、下院、そして知事室に押しかけて、抗議の声をあげ、歌を歌ったりしたようですが、すでに勝敗はついていました。
・・・「市民運動で逮捕される」のは、ラブキャナル事件のロイス・ギブス以来、社会に警鐘を鳴らし、公民権の重要性を訴えた、という意味で一種の栄誉です。子供たちに取り返しがつかない事態が起きた、ということを経験しtあお母さんやお父さんが、怒りをもって立ち上がって初めて、多くの「普通の人々」はゆっくり目覚めてゆくのでしょう。ワクチン被害はすでに地球上の全人口を巻き込み、しかも拡大しています。そして、日本も例外ではありません。2019.9.15)
(参考:https://www.theguardian.com/us-news/2019/sep/09/california-legislature-protest-vaccine-bills