イギリスでHPVワクチン被害の娘たちをもつ親の会(AHVID)と、ワクチン問題にずっと取り組んでいるSaneVax Inc.が、被害を訴える新しい動画を発表したとのことです。三部作で、一部はすでに公開されています。ここ→YouTube
HPVワクチン接種後、ほとんど全身が麻痺した16歳のルビー。. 第一部に登場
原題は「いけにえの処女たち」は、もともと若い処女が儀式のいけにえにされてきたという故事から。HPVワクチンも性的活動前の女性たちを対象にしており、このままでは1960年代のサリドマイドと同じような悲劇が世界でくりかえされるため、同ワクチンの被害を明らかにしたいという意図からつけられたようです。
HPVワクチンの接種後、世界中に、障害を受け、命さえ失った娘たちが大勢いますが、どの国でも、ワクチンメーカーも保健担当者も被害との因果関係を認めようとせず、医師は今なおこの悪意のワクチンを打ち続けています。このHPVワクチンが、長期の有害性調査なしに最優先で承認されたことは、ある程度知られているかもしれません。しかし、このワクチン、治験の段階からひどい神経障害をもたらし、そのリスクは子宮頸がん予防(もしできたとして)というベネフィットをはるかに上回っていたことが、さまざまな文献に記されています。
それどころか、HPV(ヒトパピロマウイルス)が本当に子宮頸がんを起こすのかについてもずっと疑問視されていました(これは山本も同じ問題意識をもっています)。
この動画は、HPVワクチンの有効性以前に、女性の子宮頚部で普通に見つかるHPVが、はたして子宮頸がんの原因になるのかを検討するところから始まります・・・ほとんどのケースで、HPV感染はそれに気づきもしないうちに自然に排出されるのですが、子宮頸がんの細胞にこのHPVの破片が発見されることから、「子宮頸がんの80%はHPVによって起きる」として、HPVワクチンが強力に推奨されたのです。…日本でも同じような説明がくりかえされたものです。
ところが、動画に登場する博士(名前は省略させてね)はこのHPV原因説を真っ向から否定:
「これは断じて子宮頸がんを起こすものではない。ウイルスの破片で、RNAを複製することはできず、たんぱく質も作り出せず、腫瘍や腫瘍細胞の中で見つかっているわけでもない」
なお、日本では、宮城県の佐藤医師が英語論文を翻訳してくださっています(→http://satouclk.jp/%E5%AD%90%E5%AE%AE%E9%A0%B8%E3%81%8C%E3%82%93%E3%81%AE%E6%A0%B8%E5%9E%8B%E8%AA%AC.pdf)。労作、ありがとうございました。山本も助かりました!
動画ではさらに、別の博士がこう断言。
「HPVワクチンが実際に子宮頸がん発生率を下げたという証拠はどこにもないが、副作用に関しては、非常に深刻で恐ろしい被害が多数起きていることは明らかだ。たとえば若い女性が麻痺に苦しんだり、死の宣告を受けたり、実際に亡くなっている」
しかしワクチンは医薬産業界のドル箱であり、多くの市民が実態に気づくまで、この悪意のワクチンがマーケットから撤収されることはなく、被害者は出続けるのです。多くの親御さんたちがこの作品を見て「目を覚ます」ことを私も願っています。なお、脚本・ナレーターは医療問題に造詣が深く、多くの賞を受けているジョーン・シェントン、監督アンディ・ライス。
パート1:「『より大きな利益のため』ではなく」 約12分Sacrificial Virgins: Part I – Not for the greater good
パート2:「痛みと苦しみ」
パート3:「痛みへの涙金」・・・世界の訴訟の実態。「ゲーム・チェンジャー」となった日本の団体訴訟も扱うとのこと。
全部で30分のことの動画は、年末の映画祭(どこかは書いてありません)で発表されるそうですが、願わくばワクチンと自閉症の関係を扱った「VAXXED」と同じ運命をたどらないように(そういえばVAXXED上映を予定していた渋谷のある映画館からは、そのあと、何の連絡もなし。人に「映画の内容は決して他言するな」と口止めしておきながら、もう二年にもなるんだよね)。
この動画は、できれば12月のワクチン勉強会(三重県)で取り上げたいと考えています。それまで訳をつけられるようにがんばらなきゃ。2017.9.21