鮫川村焼却炉の事故の様子を取材した動画が送られてきました。
(フリー記者の畠山理仁氏の取材)http://twitcasting.tv/hatakezo/movie/18640341
その場で発言に検証を加えない限り、この動画は、環境省の「公的発表」の役割を果たすことになってしまうんですけどね・・・
第一、事故直後の現場に、事業者がこのようなフリーライターを入れることなんて、普通はありえません。普通、原因不明+高濃度汚染の危険がある現場は立ち入り禁止ですって。なのに、この方は事故翌朝には現場に駆けつけて、環境省の説明つきで取材を敢行しているから、前日までには準備が整っていたのでしょう。
もっとヘンなのは、この取材の現場にマスコミはいなかったという点(市民に確認済み。ただし、ジャーナリスト以外は門から中へは入れてもらえなかったとのこと)。当日朝、周辺市町村から、事故を知った住民たちが抗議に駆けつけたのですが、そこに、大手マスコミは一社も現れず。NHKに「なぜ来てくれないの?」と電話したら、返事は、「今日は他の取材がある。鮫川のはたいした事故じゃないでしょう?」だったそうです。(国営放送のくせに! お~い、みなNHKの受信料なんか払わなくてもいいよ!)
また、前記事で出した時事通信他の記事についても、原資料を確かめようとしましたが、環境省のHPではそういう発表は見当たらないので、公表はされていないと判断できます。ま、
平たい話が、この事故は情報統制がかかっているというわけね。
この問題で忙しくしている間に、神奈川県ががれきの第一搬入を決められてしまいました。違法でもやっちゃえという態度ありあり。9月初めに事業開始とのことですが、あんなに大勢いた神奈川県の反がれきの人たち、いったいどこに消えたんでしょうね。2013.8.31