鮫川村焼却炉 爆発する!

 8月19日から本格稼動を始めたばかりの鮫川村の指定廃棄物焼却炉。そこが今日(8月29日)午後2時ごろ、地響きを伴う爆発を起こしたという連絡が入りました。一番近い家では、花火よりずっと大きな爆発音を二回聞いたとのことです。施設に入った人は、焼却灰を運ぶベルトコンベアの上り口付近で、筒状の装置がパカッと割れていたのを目撃したそう。さっそく環境省と日立造船がすっ飛んできて、周辺に説明して回っていたとのこと。明日は、緊急の「説明会」があるとのことですが、さすが、

 アセスもやらず、
 排ガス独自調査もやらせず(最初はOKしていたのに)、
 公害防止協定も結ばず、
 事故がおきることを想定せず、
 汚染が拡散することを否定し、
 万一の場合の対応策もなく、
本格稼動を急いだだけのことはあります。鮫川村の村長は引退、環境大臣は更迭してもらわなきゃね。原発メーカーでもある日立造船の焼却炉は、たしかこの手の事故は何回か起こしているはずで、この際、企業そのものをとりつぶしてやりたい。
 起こるべくして起きた事故、腹立ちが収まりません。神奈川県も海のない南足柄で、魚網を処理するなんてこと、やめとき。2013.8.29
 

 

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/