静岡県でもHPV被害者二人

 気づくのが遅れましたが、静岡県でもHPVワクチンの被害者が出ていました。

接種者2人「副作用」と報告 子宮頸がんワクチン 静岡市


2015/7/ 2 07:48)http://www.at-s.com/news/detail/1174210447.html


 静岡市は1日、市内で子宮頸(けい)がんワクチンを接種した2人から「副作用が出た」と医療機関を通して報告があったことを明らかにし
た。接種後の体調悪化の報告は同市では初めて。このため市は同日から、公費助成での接種者1万1180人を対象に健康被害の有無を尋ねる実態調査を始め
た。市保健予防課によると、体調悪化の報告はいずれも今年に入って受けた。関節痛や不整脈などで重い症状は確認していない。このほか、別の接種者の保護者から「(副作用で)視力が落ちた」などの相談があり、調査している。健康被害の実態調査の対象者は、市が公費助成を始めた2011年2月から今年3月までに接種した人。年齢は12~20歳前後が相当するとみられる。市は対象者にはがきを送付し、市ホームページでアンケートに回答してもらう。子宮頸がんワクチンは接種後に痛みやしびれを訴える報告が全国各地であり、国がワクチンとの因果関係を調査中。国は13年6月にワクチン接種を積極的に勧める施策を中断した

 HPVワクチンを受けた人々や」家族には共通点があるのではないでしょうか。つまり、医学を信じ、行政を信じ、社会を疑わない、など。その「信頼」の度合いが強いほど、突然の体調不良の原因が「ワクチン」であることに気づくのに時間がかかるでしょう。気づいてもそこから一歩を踏み出すには、さらに時間がかかるはず。多くはその段階で、被害を「なかったこと」にし、泣き寝入りしてしまうかもしれません。
 いつでもいいから気づいた時に声をあげ、「被害」を確信したら大声で訴える、それが被害者にできる唯一のことです。被害の実態は経験した人でないとわからないし、そんなワクチンを子どもに打たせてしまった親の気持ちも、その人でないとわかりません。
 静岡県でも被害者は2~3人にとどまらないはず。被害の掘り起こしをしてください。明日もこの筋の情報をアップします。2015.8.16

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/