山本節子 今年5月、藤沢市がHPVワクチン（いいかげんに「子宮頸がん予防ワクチン」という詐称はやめましょう）副作用のアンケートを行っていますが、その結果、44％に「副反応」が出たと発表しています。これは鎌倉市子宮頸がんワクチン:接種後、46％体調変化−−鎌倉市調査 …、大和市45％子宮頸がんワクチン全接種者調査で神奈川県大和市の副反応率 …のアンケート結果とほぼ同じ。
子宮頸がん予防ワクチン 接種者44パーセントが発症 藤沢市2014/05/23 http://www.kanaloco.jp/article/71843/cms_id/82493
藤沢市は23日、子宮頸がん予防ワクチンの接種者を対象に行ったアンケート結果を公表した。接種後の体調の変化について、44％に当たる1442人が何らかの症状が出たと回答。このうち、13人は現在も症状が続いていると答えた。アンケートは、市民の実態把握のため実施した。対象は、国が任意接種を開始した2011年３月から14年３月末までの接種者７千人。いずれも1994年４月２日～2002年４月１日生まれの女性で、3277人が回答した（回答率46.8％）。 症状の内容は、「注射部の痛み、かゆみ」が1118人で最多。以下▽注射部の腫れ、あかみ＝824人▽だるさ、疲労感、脱力感＝330人▽手足の痛み＝119人▽頭痛＝66人▽発熱＝52人▽めまい＝44人▽湿疹＝15人▽失神＝9人－と続いた。（中略）市健康増進課は「今回の調査で、症状の続く人が13人いると把握できた。アンケートに身元の記載がある人については今後、詳しい聞き取り調査を行うとともに、的確な情報発信と相談に努めたい」としている。
そこで藤沢市の「子宮頸がん予防ワクチン接種後の体調の変化に関する状況調査の結果について（最終更新日：2014年7月5日）をチェックしました。
子宮頸がん予防ワクチン接種後の状況調査の結果について はアバウト。気になったのが、接種未完了（基本は3回）の人に対する「次も打ちますか？」という質問。これじゃあ、心配なのは副反応ではなく、ワクチンの在庫管理ーー企業の生産・発注調整ーーではないかと思うんですけどね。ちなみに「3回まで接種する」と答えたのは24人、６％。
一方、700人以上が答えた自由記載欄の記入内容 はなかなか面白い。多くの回答者が、「ニュースで報道されたような副作用の情報を事前に知っていれば、打たなかった」と、常識的な反応を示していますが、中には「子宮頸がんワクチンはすばらしい」「公費助成はありがたい」なんて回答も相当数ありました。「うちの子は問題なかった」からのようですが…なんだか不審な答えだなあ。また、「医師に勧められて」受けてしまった人も多いようです。勉強不足の日本の医師は、ワクチンを打つほど儲かるシステムと、安全神話になれきっているのです。で、以下のような経験談もありました。
126 当時(4年位前）ワクチン接種がとても強く推奨され癌予防になるならと娘に接種させました。2回目の接種後、接種した腕が上がらない位痛みが長く続きどうなるかと思い心配して接種した医院を受診しました。Drは丁寧に対応してくれましたが役所に聞いても「その様な副作用の例はない」とも言われ、訴えている娘がおかしいともとれる発言がありました。その後暫くして重い副作用が多数出ているとのニュースが流れました。副作用で人生を台無しになった方を見て娘にワクチン接種させた事に恐怖を感じました。副作用がよく分かっていない状態で推奨するのは恐ろしい事です。安全性が確信されていないのならワクチンは推奨すべきではありません。
「安全性」が確立されているワクチンはありません…病原菌や毒素を、化学物質で処理して体内に直接注入するんだから、むしろ「危険性」は避けられないのがワクチンなんですけどね。欧米の反ワクチンの医師・医療団体が、「ワクチンの副反応は『ワクチンで防げる病気』そのものより危険」という基本認識をもっているのも不思議はありません。「ワクチン反対の会 神奈川」も同じ考えです。この認識を広めないと。2014.7.10