放射能に負けないからだをつくろう!

 今や「エートス作戦」は隠されてもいません。「エートス」を私流に定義すると、「原発事故の影響などない(あるいは、たいしたことない)ことを示すために、汚染地に住民を呼び戻し、安全だと偽って生活させる実験的措置」。犯罪的です。こういうこと平気でアピールしているのが中央省庁と福島県。ところが、当初、タイトル通りの見出しだったものが、批判があったのか、謝罪↓とともに速攻、書き換えられていました。http://www.city.fukushima.fukushima.jp/soshiki/71/hkenkou-kanri14070701.html 

このページのタイトルを変更しました

 このページのタイトルやチラシ等の表現について、誤解を招く表現がありましたことを心よりお詫び申し上げます。「放射線に負けない」という表記は市民の皆さまに力強く生活していただきたいという思いを表現したものです。「食生活のポイント」と「生活習慣のポイント」の内容については、今後検討してまいります。

 ということで、今は 「放射能の影響を受けにくい生活をしましょう」となっていますけどね、pdfの方は変わっていません。中身を見ると…腹が立つというより、悲しい。

放射線に負けないからだをつくろう 食生活のポイント 【PDFファイル:366KB】

放射線に負けないからだをつくろう 生活習慣のポイント 【PDFファイル:206KB】

 「放射線を取り込まない食事をする」だって・・・本来なら、農産林業をあきらめなければならない地域なのに、相変わらず農業を奨励し、そこで採れたものを食べるようにすすめ、それどころか農業振興を図ろうとしているわけで、市民が騒ぎ、反対意志をあきらかにしない限り、行政機関は市民に害毒を及ぼし続けるでしょう。

 あのねえ、放射能には負けるって。放射線と戦う必要ないって。もちろん、放射能に囲まれて「力強い生活」なんてできないから、今からでも、若者や子どもは移転を考えてみてほしい。大丈夫、受け入れてくれる地域はきっとあるから。2014.7.23

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/