11月も半ばをすぎ、風邪の季節がやってきました。そして、マスコミによるワクチンの宣伝も始まっています。たとえば、産経新聞 (11・7)は、こんな調子(一部のみ、編集しています):
インフルエンザ流行の兆し 主流はA香港型 幅広い年代で感染の恐れ
■ワクチン 効果まで3週間…早めの接種を
インフルエンザが流行開始の兆しをみせてきた。専門家は「今年の日本での流行は例年より早くなる可能性がある」と指摘。子供や高齢者、持病のある人は重症化しやすいことから、早急のワクチン接種と症状が出たときの早めの医療機関受診を呼びかけている・・・(中略)・・・流行に備え、まず大事なのはワクチンの接種。昨シーズンに新型や季節性のワクチンを接種した人も、改めて今年のワクチンを打つ必要がある。ワクチンは接種後、3週間ぐらい経過しないと免疫がつかないため、本格的な流行が始まる前の接種が望ましい。乳幼児や高齢者はインフルエンザで肺炎を合併する率が高いので、できれば肺炎球菌ワクチンの接種も一緒に行った方がよい。
インフルエンザが流行開始の兆しをみせてきた。専門家は「今年の日本での流行は例年より早くなる可能性がある」と指摘。子供や高齢者、持病のある人は重症化しやすいことから、早急のワクチン接種と症状が出たときの早めの医療機関受診を呼びかけている・・・(中略)・・・流行に備え、まず大事なのはワクチンの接種。昨シーズンに新型や季節性のワクチンを接種した人も、改めて今年のワクチンを打つ必要がある。ワクチンは接種後、3週間ぐらい経過しないと免疫がつかないため、本格的な流行が始まる前の接種が望ましい。乳幼児や高齢者はインフルエンザで肺炎を合併する率が高いので、できれば肺炎球菌ワクチンの接種も一緒に行った方がよい。
この記事がいかに不公正かわかるでしょうか。
まず「インフルエンザが流行する」というのは、あくまでも「推測」です(当然だけど)。
なのに、次にしつこく「ワクチンを打て!」をくり返している。ワクチンが効かないこと、重大な副作用があること、風邪には健康管理がより有効なことなど、基本情報を全カットしているのでは、製薬メーカーのちょうちん記事といわれてもしかたがない。
最悪なのが、「肺炎球菌ワクチンも一緒に打て」というくだり。例のHibワクチンのことです。 これについては、政府、三種類のワクチン助成を決定(おかしい)、まれな病気vsワクチンの副作用、効かないHibワクチン、に書いたので、小さい子どもがいる家庭の方、ぜひ読んでください。友達、親戚にも伝えてあげて。
なのに、次にしつこく「ワクチンを打て!」をくり返している。ワクチンが効かないこと、重大な副作用があること、風邪には健康管理がより有効なことなど、基本情報を全カットしているのでは、製薬メーカーのちょうちん記事といわれてもしかたがない。
最悪なのが、「肺炎球菌ワクチンも一緒に打て」というくだり。例のHibワクチンのことです。 これについては、政府、三種類のワクチン助成を決定(おかしい)、まれな病気vsワクチンの副作用、効かないHibワクチン、に書いたので、小さい子どもがいる家庭の方、ぜひ読んでください。友達、親戚にも伝えてあげて。
それにしても、去年の豚インフル騒ぎはいったいどうなったの? あの時もマスコミは無責任な「危機」をあおりたて、人々を不安にさせ、不要な費用を払わせたのではなかったのでしょうか。日本には、こんなことを追及する機関がないから、日本人はみなマスコミにマインドコントロールされているのです。とにかくこれ以上、