すでに1億人以上にコロナワクチンが接種されたアメリカでは、接種率が高いほどコロナ患者、入院者、感染者(PCR陽性者)が増えるという皮肉な結果になっています。ワクチンは感染予防に効果がないことを改めて証明するデータですが、メディアや保健当局は、そのことは決して認めません。
12州以上でコロナ感染者激増ーーワクチン接種率の高い州がほとんど
アメリカ13州でコロナ感染者が再び激増していることが、過去数週間の趨向を分析してわかった。中にはワクチン接種率が最も高い州も含まれており、医療関係者はこの先、より感染性の強い変異株が米国の感染の中心となるだろうと警告している。
キーポイントは
Axiosの調査によれば、新規感染者数が最も高いのはミシガン州で、7日間の移動平均は53%以上となった。ジョンズホプキンス大学によると、ミシガン州の予防接種率は米平均を上回るが、症例、陽性率、入院者数はすべてで増加している。州保健当局は、その原因は、今、州内に蔓延している伝染性の高い変異株のせいだと述べ、健康専門家は、変異株と全国的ワクチンの取組みとの競争だと警告している。ワクチン接種率が高い他の州ーーウェストバージニア州、メイン州、モンタナ州でも感染者が急増している。ただしミシシッピ州とニューハンプシャー州は、ワクチン接種率が平均以下だが、感染者は増えている。
注意すべきは
CDCのアンソニー・ファウチ博士とロシェル・ワレンスキー博士を含む最高の保健当局者は、イギリスで発生した変異株が、アメリカでは今月末までに支配的になる可能性があると述べた。変異株は、それまでのウイルスより約56%も伝染性が高く、おそらく2倍致命的であると考えられている。
重要な背景
健康の専門家は、国は今年のパンデミックを終わらせるためのワクチンの取り組みを含め、全体として正しい方向に動いていると述べる。しかし、今年1月、コロナ感染者は全国的に急激に減少したが、その後、減少率は鈍り、今や1日平均5万件以上の新規感染者が出ている。ファウチ博士はその高止まりに懸念を示し、バイデン大統領と共に、州が実施しているコロナ措置緩和ーマスクの義務解除lift mask mandates.などーに反対の助言をしている。
ブラウン大学公衆衛生学部長のアシシュ・ジャー博士はCNNで「危機一髪だった。我々は本当によく予防接種をしている。これはいいニュースだ。しかし変異株は全国にかなり急速に広がっている。これは悪いニュースだ」
すべて「変異株」のせい。でもワクチン接種率が高い地域で感染者が増加するのは、別に不思議なことではありません。
その理由は;
①もともとコロナワクチンは感染予防のためではない
②ワクチン接種熱が高い地域ではPCR検査数も多い(感染率上昇)
③コントロールしやすい人々が多い
からです。
ところで、「ワクチンを接種しても感染者が増えた」との記事は、ワクチンの有効性に疑問を持たせるものですが、それをあえて発表するのは、すでに圧倒的多数の国民がワクチンを受け入れてしまったから。・・・コロナ作戦の目的は、永遠に人々を「ウイルスの恐怖」に縛り付けておくこと。だから、「ワクチンを打っても感染者は増えるよ」と脅し、その原因として「変異株」を持ち出して、コロナ規制を続けるようアドバイスしているわけ。
変異株と既存株をどうやって見分けているのか知りませんけどね(スパイク構造の違い?遺伝子配列の違い?)。…この流れの先に、当然の結果として出てくるのが、毎年のウイルス変異に対し、「毎年、ワクチンを打て」という政策です。そしてそれを証明するために、あらゆる場面でワクチンパスポートが必須になる。…コロナ問題のウソを暴かない限り、私たちの将来は真っ暗だ。
2021/4/2