2021年7月21日に行われた第64回厚生科学審議会(予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会)の結果が発表されています。
それによると、コロナワクチン接種開始から7月11日までの5か月間で、接種後の死亡報告は計667件!(ファイザー663件、モデルナ4件)。しかし今回も、ただの一件もワクチンとの因果関係は認められていません。このワクチンと「血栓」の関係を、欧米の研究者らがはっきり認めているにもかかわらず、日本の審議会委員は無視。そりゃそうですね。彼らは医薬産業界のために働いているし、「飼い主」による大規模実験ワクチン接種事業を続けるためにも、決して因果関係「あり」との結論を出せるはずはありません。
因果関係を否定するだけでなく、国と医薬産業界は副作用の報告件数そのものも操作しているのではないかと考えられるデータもあります。↓がそれ。 資料1-1-1 予防接種法に基づく医療機関からの副反応疑い報告状況について
週ごとの報告件数が、5/10~5/17をピークに激減しているのがわかります。でもそれはおかしい。国はその後、接種対象者を高齢者から一般人、そして若年者にも広げているし、接種機会を増やすために各地で「大規模接種会場」を設置している。さらに、医療関係者や高齢者へは2回目接種を始めていることを考えれば、接種数に応じて副作用報告も増えると考えられるのに、この表のトレンドは、その合理的に推測と完全に真逆だからです(モデルナワクチンのトレンドは異なります)。
この「操作」を裏付けるもひとつのデータが「 ②医療機関から「関連有り」として報告されたもの」https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000809311.pdfです(3ページ目下部のみ)。
上の表によると、医療機関からは計11539件もの「ワクチンと関係ある副作用」が報告されており、しかも、うち1390件は重篤事例、40件の死亡事例もあがっています。しかし厚労省と医薬産業界は、悪質なことに、これらの報告もすべて「評価不能」「因果関係なし」で片づけているわけ。医療機関の中にも、まともに報告をあげているところがあるのは心強いことですが、その報告も時の経過とともに激減していて、一番最近は98件のみ(死亡事例ゼロ)。
コロナワクチンの副作用報告が大幅に操作されていることは、アメリカでも内部告発者のおかげで明らかになっていますが、日本はおそらくもっとひどい。しかし、厚労省は平然と「接種と(死亡の)因果関係があると結論づけられた事例はなく、統計的に因果関係が認められる症状もない」とし、今後も接種を続ける予定です。
2021/7/26