「ワクチン反対の会 神奈川」FBに川崎の市民からコメントが入っていたので、このブログからレスしときます(山本はFBをやってないので。「監視」が理由)。以下はそのコメント、一部編集、一部略、強調山本です。
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昨日、双子の3、4カ月健診でした。 そこで、BCG予防接種など予防接種全体について、保健師と医者に聞いたところ、両者とも 「予防接種をしたからといって、病気を防ぐためのものではない。副反応もある。BCG接種も同様。予防接種をすることにより重症化を防ぐことができるといわれている」 とのことでした。
両者とも女性で、ご自分のお子さんには最大限の予防接種を受けさせてきたとのこと。
私 「『重症化を防ぐことができるといわれている』のは、誰が言っているのですか?」
医者 「重症化している人を調べたらみな予防接種をうけていなかった」
私 「それは、どこでのことですか?」
医者 「個人情報もあるので分からない」
ん??
私は、あなたの意見ではなくて、あなたがそう言われる根拠となった、その出所を知りたいんですけど。。。医学論文とか。。。。その医者はどこからその論理を持ってきたのだろう。
(中略)予防接種をすることにより重症化を防ぐことができるとのことで、その出所を調べてもらっています。 もちろん、空想じゃないよね?(笑)
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残念ながら「重症化を防ぐ」なんて空想です。出してきても、厚労省HPの抜粋くらいじゃないかな。それだってきちんと治験を行った上での根拠論文を示しているわけではありません。http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html
「ワクチンの有効性を証明した治験は行われたことがない」。これは多くの医師・研究者がくりかえし医学雑誌などで主張していることです(主に欧米で)。これに対して、「いや、あるんだよ」という主張は聞いたことがないし、もしほんとにあるのなら、反対派につきつければいいだけの話ですが、無いから出せない。
逆に「非有効性」を証明するリポートやイベントはたくさんありますよ。有名なのが前橋
レポート – カンガエルーネットで、これは接種者・非接種を長期追跡調査し、インフルエンザワクチンが「効かない」ことをあぶりだしたリポートで、これを受けて厚労省も「ワクチンはこれ(インフルエンザ感染)を完全に抑える働きはありません」と言っているわけです。また最近のディズニーランドはしか(米)騒動では、はしかを発症した患者の86%がワクチンを接種していました。
この話題は先日の横須賀での勉強会でも説明しましたが、市民はすんなり理解してくれても、医師や医療関係者はそうはゆきません。彼らは医師会という組織に属し、「ワクチン神話」にしばられているので、自分の頭でモノが考えられないし、鈍い(頭が悪い、ということです)。だから、神奈川県の予防接種研究会には、「改札口にワクチン接種できるような仕掛けを」なんて言うセンセイさえ出てくる始末。
なお、上のやりとりで唖然とさせられたのは「予防接種をしたからといって、病気を防ぐためのものではない」という部分でした。
病気を防ぐのでなかったら、「予防接種」って何のため?
「『予防接種』とは、疾病に対して免疫の効果を得させるため、疾病の予防に有効であることが確認されているワクチンを、人体に注射し、又は接種することをいう」(予防接種法第二条)
ね?予防接種法だって「ワクチンは疾病の予防に有効」としているのに、実は病気を予防するためのものではない、とわかっていて接種しているとしたら、それはほとんど傷害罪ですよ…でも、この医師は、経験から「効かない」ことも自覚しているんだろうなあ…だったら「接種しない選択肢」を伝えるべきなのに、ほんと医師には倫理感がない。2015.4.27