前記事 「予防接種させないと入園させない」は違法 (04/18) の続き。市の名前、出しちゃいます。秦野市。
先ほど神奈川県から電話がありました(4月21日12時ごろ)。実は、前回、「予防接種」と言ったとたん、秦野市は「それは県!」と即答したのですが、県の方は「そんなことはない」「それは市です」と、強く抵抗したのです。・・・なので、そのへんを少し突くことにしました。
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県:「次世代育成課です。先日の件ですが、入所が決まったそうです」(相談者の円満入所が決まったようで、よかった)
山:「そう、それで県はどういう指導をしたの?」
県:「いえ、保育園に委託しているのは秦野市なので、県は指導はいたしません」
山:「おかしいわね、秦野市では予防接種を含め、健康関係の運営は県がやるっていっていたのに・・・」
県:「いえ、県ではございません」
山:「それなら、秦野市は何もわかっていないかもしれないから、県から、今後、予防接種を条件に入園を拒否することがないように、指導しておいてね」
県:「はい、そのご意見はお伝えします」
山:「ちゃんと文書を出しといてね」
県:「いえ、文書は出しませんよ」
山:「どうして?」
県:「必要性が感じられないからです」
山:「どうして必要じゃないと思うの?」
県:「必要性が感じられないからです」
山:「何をもって必要性がないと判断するの?」
県:「口頭の注意でもちゃんと引き継がれると思いますので」
山:「でも、市の担当者は二年ぐらいで異動するし、毎年、新しい入園者の親たちが、同じような疑問や不安をもつかもしれない。そのときに、文書による注意があれば市も慌てなくてもいいでしょう?」
県:「いえ、口頭で十分だと思います」
山:「なるほど、責任が県にあることを認めたくないから文書を出さないのか」
県:「何を言われているのかわかりませんが、これは単に入所調整の話なので責任は市に・・・」
山:「入所調整というけれど、問題は『予防接種』よ。しかも神奈川県の黒岩は大のワクチン党、医薬産業界から選挙資金も出ているし、そんな文書を出すわけにはゆかないのね。神奈川県はちゃんと義務を果たしなさいよ」
県:「秦野市には口頭で伝えます」
山:「口頭で伝えたかどうか、どうやってわかるの?」
県:「秦野市に聞けばいいじゃないですかっ!」
…予防接種は市が実施しますが、もとはといえば法定受託事務。こういう問題がおきてくると、県が乗り出しても不思議はないのに、ワクチン知事がいる神奈川県はその関係を認めようとしない、おかしい。・・・と思っていると秦野市から電話。
市:「県から電話がありました。山本様に伝えておいてくれということで、お知らせします」
山:「じゃあ、入園案内に予防接種の条件なんか書くな、と指導するのね。もちろん文書を出すんでしょう?」
市:「いえ、口頭で」
山:「だって、職員は二年で替わるじゃない?」
市:「いえ、文書を出す必要性は感じられません」(県とおんなじ答え…)
山:「どうして? 子どもを預けたいけど、予防接種はいやだと思う親は毎年出てくるだろうし、予防接種は一回や二回のことじゃないから、きちんと文書で指導しておいたほうがいいわよ」
市:「それは、その時々で対応するので・・・・」(相手によって対応は違うという意味です!)
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これだよ。証拠文献を残さず、責任はなすりつけあう。市も県も社会福祉法人も、「市民の保護」より、裏の「医療ビジネス」にあやつられているからでしょう…私は「予防接種の勧奨」は、限りなく「傷害罪」に近いと思うんですけどね。あ、未遂か。場合によっては殺人未遂。いずれにしても、ワクチンを拒否したい人は勉強してね。2016.4.21
ワクチンの責任は誰もとらない
この記事を書いた人
山本節子
調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/