レディ・ガガを批判すると・・・

   私のブログを読んで下さっている方はご存じないかもしれませんが・・・・、「レディ・ガガ」とは、奇抜なファッションと、スキャンダラスな言動で有名な米のイタリア系アーティスト(歌手)です。最近、「生肉のドレス」をまとって登場し、大きな批判をあびました。写真は①で。
 この彼女について、私がよくアクセスする米の医療・健康関連のサイトで、批判記事を出しました。といっても、「生肉ドレス」への嫌悪と、彼女の歌が子供や青少年へ悪影響を与えるとの懸念を示したもので、きわめて良識的な内容でした。②
 ところが、この記事に山のような反対メールが届いたそうです。しかも、その多くは記事とは関係のないヘイト・メールで、文章になっていないものも多く、著者(調査ジャーナリスト)は「レディ・ガガのフアンは、私の指摘の正しさを裏付けた。彼女は米国の青少年に破壊的な影響を与えている」と述べています。彼は、彼女の「表現の自由」を完全に認めつつ、
 1)レディ・ガガはコカイン吸引者と認められている。彼女自身、コカインを使うと興奮するし、時々なら問題ないと述べている。(薬中なわけですね・・・)
 2)生肉ドレスを着るというのは、精神異常ではないにしても、奇異だ
 3)彼女の歌のメッセージは、子供や若者にふさわしくない
 と述べ、「子供の有毒物質への暴露を避けるように、有害文化に触れさせないようにするのも親の責任」と結論づけています。③ 
 同感。有害物質=有害文化というのは痛快です。暴力シーンやポルノは、大人には「表現の自由」かもしれませんが、子供には有害物質。欧米では暴力的なゲームやビデオと子どもの発達への影響はよく知られて、相談窓口もあるし④、大きな社会問題になりつつあります⑤。
 私は彼女を、意図的に創り出されたキャラクターと見ていますが、この記事の著者も、多分、同じように考えているのでしょう。彼女に比べるとマイケルはどれほど健康的だったか。2010.10.7
(参考記事)
http://www.afpbb.com/article/entertainment/music/2756736/6191598
http://www.naturalnews.com/029788_Lady_Gaga_mental_health.html
http://www.naturalnews.com/029810_Lady_Gaga_youth.html
http://www.aacap.org/cs/root/facts_for_families/children_and_video_games
_playing_with_violence

http://culturalpolicy.uchicago.edu/events/conference-2001-video-games.shtml

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/