フクイチ内視鏡調査、CSの方、ご用心

  3月26,27の二日にわたり、フクイチ2号機で二度目の「内視鏡検査」が行われます。工業用胃カメラみたいなものを格納容器内部に入れ、中の様子を確認するとのことですが、この作業による環境への影響がどうなのか、どこにも注意はありません。

【福島第1原発の現状】 2度目の内視鏡調査へ 2号機の格納容器内部


2012年3月22日


 東京電力は22日、福島第1原発2号機の格納容器内を内視鏡で見る2度目の調査を26、27日に実施すると発表した。前回より奥に内視鏡を入れ、溶けて固まった燃料を冷却している水の高さや水温を調べる。1月19日に行った初めての調査では、水位が東電の想定よりも低く、水面が確認できなかった。このため前回より長い20メートルの工業用内視鏡を使い、格納容器の床から4メートル以下にある水面を確認する計画。放射線量も調べる。
 また東電は、4号機の使用済み燃料プールにコンクリート片のような板状のがれきが落下しているのを確認したと発表した。燃料集合体には変形や損傷はないとみられ、今後、プール内のがれきの分布図を作り、回収に備える。東電はプールの水の透明度が悪化した可能性があるとしていたが、「天候の影響で悪化したように見えただけで、5メートルほど先が見える状況に変わりはない」としている。http://www.47news.jp/47topics/e/226990.php

 偶然かもしれませんが、私の友人のCS(化学物質反応症)の人々は、前回の調査の少し後から、みな調子がおかしくなっています。写真を送ってもらいましたが、その症状は、異常、かつ痛々しく、この作業との関連を疑いました。今回の調査で同じようなことが起きれば、次回の調査にはなんらかの対策を取らせないといけません。といっても、がれきの全国拡散を狙う政府がそういうことをする見込みは薄いけど。それから4号機も巷でいわれているようにメルトダウンを起こしているかもしれませんね。ほんと、がれきじゃなく、フクシマの人々を広域避難させたらどうだ。2012.3.24

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/