新年会の席で、「あのHPVワクチン推進のナントカいう女性がナントカいう賞を受けた」という話が出ました。何、それ?
で調べたところ、こういう↓記事が。
ジョン・マドックス賞に日本人医師 村中璃子氏、子宮頸がんワクチン問題 …
www.sankei.com/life/news/171202/lif1712020043-n1.html –英科学誌「ネイチャー」などが主宰し、公益に資する科学的理解を広めることに貢献した個人に与えられる「ジョン・マドックス賞」の2017年受賞者に、子宮頸がんワクチン問題について積極的に発信してきた医師でジャーナリストの村中璃子氏が選ばれた。ネイチャーの関連団体が11月30日、発表した。同賞は今回が6回目で、日本人の受賞は初めて。
あ~彼女ね。だったら「HPVワクチン問題について積極的に発信」じゃなくて、「HPVワクチン被害を積極的に否定してきた」と書くべきじゃない? 本ブログでも彼女について書いたことがありましたが↓、あまりにも卑劣で名前も出したくありません。
子宮頚がんワクチン記事「捏造」とされた教授が名誉毀損で提訴 (2016/08/20)
当時も今回も、まちがいなくグローバリストと医薬産業界の意を受けたプロパガンディストだと確信しています。今回は「医師」の肩書をつけて(医師免許あり?)箔をつけ、世界的に信用がた落ちのHPVワクチンを再度、売り込もうというのでしょう。つまり彼女は、医薬産業界の巻き返しのために雇われた広告塔であり、今後も、被害者の神経を逆なでし、ワクチン懐疑派の医師を叩き、自分はTVで偉そうなことを言い続けることでしょう・・・騒ぎを起こすことが目的です。
面白いのは、この受賞第一報を伝えたのは当の本人で、大手メディアはほぼ全スルー状態だったこと。
「産経と道新のみ」とツイートした医師・村中璃子氏 子宮頸がんワクチンの
www.sankei.com/premium/news/171216/prm1712160022-n1.html 2017年12月16日
英科学誌「ネイチャー」などが主宰し、公益に資する科学的理解を広めることに貢献した個人に与えられる「ジョン・マドックス賞」の2017年受賞者に、子宮頸がんワクチンの安全性について積極的に発信してきた医師でジャーナリストの村中璃子氏が選ばれた・・・村中さんは平成27年10月、雑誌「Wedge」で「あの激しいけいれんは本当に子宮頸がんワクチンの副反応なのか」とする記事を執筆し反響を呼んだ。激しく体をけいれんさせる女の子の衝撃的な映像が報道されて子宮頸がんワクチンは怖いというイメージが社会に広がり、厚生労働省も25年6月以降、積極的な接種勧奨を差し控えている。ところが、村中さんはそうした症状がワクチンの副反応ではなく、「思春期の少女にもともと多い病気の存在が顕在化した」と結論づけた。多くの賛同の意見が寄せられた一方で、被害を訴える人たちを中心に反発の声も出た…
メディアが沈黙したのは、この賞のことを知らなかったからか(私も知りませんでした)、あるいは、医薬産業界と同賞の黒いつながりを知っていて言及を避けたのでしょう。一方、推進派の目的は、前述通り、派手な議論を起こし、その騒ぎに乗じて、あまり問題に詳しくない一般市民をだまくらかすこと。そこで、メディアに報道させるために、彼らは厚労省の記者クラブで記者会見を開き、この賞の素晴らしさをアピールしています。この後、計算どおり、メディアも次々に報道するのですが…。
「ジョン・マドックス賞」受賞、村中医師が厚労省で会見|医療維新 – m3 …
2017年12月18日 ・・・受賞した医師・ジャーナリストの村中璃子氏は12月18日、厚生労働省内で会見し、日本では一時は約70%に上っていたHPVワクチンの接種率が今は約1%
うそでしょう。私が知る限り、HPVワクチン被害者は決してワクチン反対派ではないし、ましてや「反ワクチンキャンペーン」などしてもいません(山本さんは反ワクですけど)。彼らは「被害を補償せよ,子どもたちに謝罪せよ」と求めているだけなのです!
ジョン・マドックス賞は、「困難や敵意に屈せず公益に資する科学的理解を広めた個人を表彰する」そうですが、特定メディアと結託して「ワクチン被害」を一方的に否定し、きわめて誠実な池田医師らの論文にけちをつけ、現状を推進派の都合のいいように捻じ曲げる行為のどこが公益に資すのか? 被害者団体は正式に抗議し、名誉既存で訴えないとね。2018.1.11