コロナ致死率の低さ、WHOが認めていた

 コロナ感染致死率(IFR)はわずか0.14%に過ぎない、コロナはインフルエンザより危険ではない、それを他ならぬ世界保健機関(WHO)が認めていた、というニュースが入っています。以下Off-Guardian October 8, 2020を元に。

 「10月5日、34名からなるWHO執行理事会の特別委員会で、緊急事態責任者のマイケル・ライアン博士は世界の約10%がSars-Cov-2に感染していると述べた。同氏は「これは最良の見積もり」であり、コロナリスクは続いていると付け加えた。WHOのスポークスウーマン、マーガレット・ハリス博士も、この数字は広範な血清有病率研究の平均結果に基づいたものだと認めた。

 世界人口は約78億人、その10%といえば7億8千万人だ。

 ところが、実際のコロナ感染者数は約3600万人。コロナ死は約104万人(https://extranet.who.int/kobe_centre/ja/covid)で、感染致死率でいうと約0.14%だ。これは、WHOが今年3月出し、都市封鎖やその他厳しいコロナ規制を正当化するために使われた「暫定値3.4%」の24分の1に過ぎない。しかもこの間、各国が公然と「コロナ死」を水増ししてきたことを考えると、感染致死率は0.14%よりさらに低い可能性がある。

 これは、コロナはインフルエンザよりずっと危険性が低いということを意味しており、いわばいいニュースだ。ところがマスメディアはほとんどこのニュースを取り上げなかった。報道したメディアは、ライアン博士の「リスクはまだ続いている」を強調し、さらにパニックを広めようとした。どうも、WHOもどこも、簡単な算数さえできないようだ」

 なお、記者は苦労してWHOのサイトから件の発言部分をピンポイントで示しています(↓のセッション1の1:01:33 から)。興味のある人は見てね。World Health Organization Session 1 October 5-6, 2020

Our current best estimates tell us that about ten percent of the global population may have been infected by this virus. This varies depending on country, it varies from urban to rural, it varies between different groups.”(現在の最良の推定では、世界人口の約10パーセントがこのウイルスに感染している可能性がある。これ(感染率)は、国によって、都市か地方かによって、グループの違いによって異なる)

 「博士たち」は算数ができないわけではなく、どんな情報を流しても、メディアがうまく料理してくれること、それを大多数の市民は信じることがわかっていて、平然とこういう発表をしているのです。実は何の法的権力もないのに、こうして世論を操作し、特定の政治体制を作り出すのが世界的組織・機構なんですな~。それがNWOにつながってゆくわけで、大規模組織はやはり解体しないと。2020.10.10

 

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/